今回は、40代会社員(男)さんが、きつめの坂を上るために購入したブリヂストンの電動アシスト付き自転車フロンティアDXを使って感じたメリット・デメリットをご紹介してみます。フロンティアDXの利点は、1.電動自転車の割に車重が軽いこと、2.走行モードが3種類選択できて、その時に合わせたパワー設定が可能、3.チェーンが金属ではなくカーボンベルトなので、メンテナンス不要、等の他に3つあるそうです。
ブリヂストンのフロンティアDXを購入
前々から奥さんに欲しいと言われていた電動アシスト自転車を、昨年の冬のボーナスで無事購入しました。
購入したのは、ブリヂストンのフロンティアデラックス(F6DB38)の26インチで、色はE.Xグレイッシュミントです。
私は、40代の会社員(男)、奥さんが40代の専業主婦で、茨城県ひたちなか市の駅から近い平野部に住んでいます。
実感したフロンティアDXのメリット
1.電動自転車の割に車重が軽いこと
フロンティアDXは、購入した26インチタイプで27.9kgなので、個人的に辛いと思う30kgを切っています。
この前、重い荷物を前カゴに入れたまま自転車を離れたら倒れてしまいましたが、思いのほか楽に起こせました。
2.走行モードが3種類選択できて、その時に合わせたパワー設定が可能
元々、購入のキッカケとなった理由は、奥さんが近所のスーパーまでの結構きつめの坂が辛くて、ノーマル自転車では、行けないというものでした。
この自転車の走行モードは、エコモード・オートモード・パワーモードの3種類があり、今回のスーパーまでの坂はオートモードでは楽勝、エコモードでも苦しくなることなく難なく登れました。
当の奥さんは、近所の自転車屋で試乗しただけで、大分楽に坂が登れたらしく、購入前からお気に入りとなっていたようです。
私も電動自転車に乗るのは、初めてだったのですが、これを味わってしまうと、坂道も遠出も億劫でなくなる気持ちがよくわかりました。
3.チェーンが金属ではなくカーボンベルトなので、メンテナンス不要
金属のチェーンでは、ゴミが溜まったり、錆びたりチェーンがはずれたりするので、定期的な清掃・メンテナンスが必要ですが、フロンティアDXは、その心配がないのが大きいです。
自転車のメンテナンスは、地味に大変で時間もかかるので助かります。
また、金属に比べて強度が10倍以上ということで、その点も心強いです。
4.デュアルドライブ(両輪駆動)システムのおかげで辛くない
普通の自転車は、一生懸命漕いで、後ろから押し出している感じですが、フロンティアDXは、自動車の4WDシステムのように可動するため、前からも引っ張られているような感じがして、総合的に漕いでいる時の感覚が大分軽くて気持ちいいです。
幼稚園の子供を後ろに載せた状態で坂を登ると、その楽チンさ・安定感がよくわかりました。
5.低床フレームでまたぎやすく、乗り降りしやすい
これは特に奥さんに好評で、身長が標準より少し低めですが、とても楽だと申しております。
6.モーターブレーキ機構のおかげで下り坂も怖くない
これも奥さんが褒めていましたが、幼稚園の子供を後ろに載せた状態で、長い坂を下る時も軽くブレーキをかけるだけで走りやすいスピードにコントロールできたと言っていました。
このように子供や重い荷物を載せた時に、特にその効果がわかりました。
実感したフロンティアDXのデメリット
1.強めに加速したい時の挙動が不自然
走行モードが、オートモードやパワーモードの状態で、停止状態から強めに加速しながら発進した時に、パワーの出方が一定でないので、ふらついて転びそうになりました。
慣れなのかもしれませんが、突然ドカンとパワーが来る感じで、コントロールが難しいです。
2.スピードを上げていくと、ある程度以上は出ない設計になっている模様
幼稚園の子供が、速い乗り物が好きなので、子供を載せて私がスピードを出そうと思って、平地でしばらく頑張って見ましたが、ある程度の速度以上は出ないようでした(リミッタのようなものがある模様)。
安全設計のためかもしれませんが、少し物足りなく感じました。
3.少し重めの荷物をカゴに入れると倒れやすい
子供とスーパーに買い物に行き、前カゴに少し重めのバッグが入っている状態で、子供を下ろして離れてから5,6秒後に倒れました。
子供を下ろしていなかったら、大惨事になっていました。
もう少し倒れにくい構造に設計できないでしょうか。
自転車本体・バッテリーシステムも重いことですし。