今回は、71歳年金生活者(男)さんが、ほぼ毎日使っているYAMAHAの電動アシスト自転車PASナチュラSの感想をご紹介してみます。PASナチュラSのメリットは、近所での移動が楽で汗をかかずに移動できることだそうです。また、平地を走る時は、電源オフして走行するとバッテリーが長持ちするそうです。
YAMAHAのPASナチュラSでの移動生活
私は年金生活者で現在71歳の男性です。
住んでいるところが横浜の青葉区松風台という名前からしてお察しいただけるように非常に坂の多い場所です。
使用している電動アシスト自転車は、YAMAHAのPAS Natura S(PZ26NS)です。
2012年2月2日に青葉区の株式会社三和、子供の国店周辺で8万3千円で買いました、現在まで雨の日でもカッパを着て、ほぼ毎日乗っております。
PASナチュラSは移動が楽
まず、良い所は何といってもこぐ力が少なくて済み、一こぎで結構距離が出ますので、近場の坂下へのスーパーなどへの買い物は楽ですね。
バッテリーの満充電さえしっかりしておけば、一番スピードの出る所のスピードセンサーを当てて、快適に夏でも汗一つ書かずに行って帰れます。
欠点は余り長距離走行には向いていないという事でしょうか。
私のは26インチの標準タイプですので、長距離走行には適してはいないようです。
長距離走行に向いている物は最低でも12万円は出さなくては無理でしょうね。
7年以上PASナチュラに乗れた理由
では、私がどうして7年以上も乗り続けることが出来たかというと、下り坂は勿論、平地を走る時は電源を指でオフにして走っているからです。
どこに坂が有って、平坦な道があるのかを熟知している場所に行くことが多いので、その辺のコントロールは体で覚えてしまっております。
もう一つの大きなメリットは普通の自転車では定期的にパンクがありますが、電動自転車にしてからは一度としてパンクを経験しておりません。
これはパンクの修理代を考えると、ある意味電動自転車を使っているからこそ享受できることで、有りがたいと思って感謝致しております。
PASナチュラSのデメリット
デメリットは私の様などちらかというと2-3キロ離れたところに行くだけの用途ですと、余り感じませんが、それでも、夜など暗くなってから使うと、どうしてもライトのスイッチを押しますね。
すると、バッテリーの減り方が急激に進みますので、4つあるスピードコントロールボタンを一番下のレベルに当てて調節をすると良いみたいです。
でも、私は夜道の走行の時は、自前の電池式のライトをゴムでハンドルの所につけられるようにしてありますので、自転車本体についているライトのボタンを押すことはまずありません。
たまに電池式ライトを忘れて、自転車のライトを使うと4段階あるバッテリーランプがすぐに3になり、そのうちに2になることも間々あります。
これは常に目をそちらにもやっているわけですから、3になった時点で、自分の行きたい所(帰りたい家)との差と経験から、降りてしばらく押していくこともあります。
仕方ありませんが、バッテリーをそろそろ新しいのに取り換えるサインかもしれません。
自転車ですから、当然車道を走るわけですが、怖いのは信号待ちですね。
左側からゆっくりと一番前まで行きますが、途中で停車中の車にいきなり助手席のドアーを開けられたりして、怖い目にあったことが数回あります。
電動アシストに乗っていると何となくオートバイに乗っているような気持になり、広い歩道が有っても車道の方を走ります。
信号が青に変わればフルスピードに変えて、前の車についていきます。
一番のデメリットはそれはもう電源が切れると、普通のママチャリの様に走るのではなくて、漬物石でも載せたかのような物凄い重力がかかってきますので、とても乗った状態で運転は無理です。
場所はどこであっても、押していくことになります。
メーカーさんにお願いしたいのは、バッテリーが切れた時でもせめてママチャリまでとは申しませんが、今少し普通にこいで運転できるように改良を加えて頂ければ、電動自転車大好き人間にとっては、大いなる福音となります。
要は自転車本体はどうもなくとも、リチウムイオンのバッテリーの寿命が使用頻度に応じて短くなってくるのです。
余りにも短時間しか電動状態で運転できないようでしたら、それはバッテリーの買い替え時期が来たという事でしょう。
ただ、バッテリーは結構値段が高くて約2万5千円ぐらいします。
それだけ出すなら、思い切って他社のでもよいから新品を買うか、バッテリー交換か悩ましいところです。
私は思い切ってバッテリーを交換する方を選びますが。