今回は、匿名(男)さんが、高校に通学するために使用したヤマハの電動アシスト自転車PASナチュラLの利点・欠点をご紹介してみます。PASナチュラLのメリットは、7年使っても、まだ使用できる程、耐久性抜群な所だそうです。逆に、PASナチュラLのデメリットは、1.重くて段差等でパンクしやすい、2.電池切れの時は坂を上れない、等があるそうです。

昔買ったヤマハのPASナチュラLを通学で使用

ヤマハのPAS、ナチュラLを購入しました。

価格は10万円ほどでした。

この電動自転車は兄が高校に通うために購入したもので、2011年もしくは2012年に購入しました。

兄と私は3歳差なので、兄が高校卒業とともに私が高校に入学しました。

同時に電動自転車も引き継ぎ、私も3年間、この自転車と私自身の自転車のどちらかで通学しました。

電動自転車は上り坂では速くても、平坦な道では普通の自転車よりも遅いため(最新の電動自転車は違うのかもしれませんが、)朝、遅刻しそうなときは普通の私自身の自転車を使用していました。

そのため、3年間フルで使ったわけではありませんが、3年間の6割程度は使いました。

距離は兄、私ともに8〜10kmの往復です。

家の立地は坂の上であり、通学経路はアップダウンが激しく、クラブ活動で疲れ切っているときには、かなり重宝しました。

「男だから」と兄も私も自転車通学でしたが、電動でなければ、行き帰りするだけでもハードワークだったので、学生にとっては思っている以上に電動自転車はありがたいものです。

ヤマハのPASナチュラLは耐久性抜群

私は、現在自転車を使っておらず、母親が引き続き使っています。

この長い経過を説明することでわかると思いますが、この電動自転車は非常に長持ちしました。

約7年ほどほぼ毎日、いわば酷使しつづけましたが、まだ乗れます。

初期のスピードも知っており、たしかに、私が乗り始めたとき(購入から3年)にはスピードの衰えはありました。

しかし、本体の故障等、致命的な故障がなかったことは、この商品の良い点といえます。

ヤマハのPASナチュラLは重くてパンクしやすい

一方、デメリットも、もちろんあり、例えば、重すぎることです。

具体的に何kgか、というのはわかりません。

ただ、持ち歩くことはもちろん、沿道のコンクリートの四角い仕切りを越えようと持ち上げることも困難です。

この、「重さ」は持ち上げることだけでなく、段差を下がるときに、パンクしたりするので丁寧に扱う必要があります。

段差というのは、例えば歩行者と自転車が分けられている歩道で、歩行者専用道から自転車専用道への段差などのことで、スピードが出すぎると、少しの高低差でもパンクする可能性があります。

もちろん、無理にそのようなことをしなければなりませんが、普通の自転車から乗り換えた場合、普通の自転車なら段差を、ある程度無理に下がっても、どうもならないと思いますので、その勢いで、やってしまう可能性があり、知っておくといいと思います。

私自身、パンクをさせたことがあります。

電動自転車を漕いでいると、軽くスイスイ進むので、自分の乗っている自転車の重量を忘れてしまうのでしょう。

それから、上述したとおり、現在かなり長い年月が経っていて、スピードは本当に遅くなっています。

そのため、私が長年使っているからといって、長年同等の質で、利用できるわけではないことも知っておいてほしいです。

私の経験上、使用から5年である程度ガタがきます。

電池切れの時は坂を上れない

次に、もう一つのデメリットとして、電動が切れたあと、「かなり重たい自転車になる」ということです。

電動自転車全般に言えることではありますが、先述のように、本品はかなり重いです。

したがって、一般的なものと比べても電動が切れると大変であろうと思います。

実際、電動が切れたあと、平地では前かがみで、もしくは立ち漕ぎでも、坂道では上ることはできません。

もちろん、これは充電をしておけばいいだけです。

(充電器だけの窃盗もあるようなので、毎日持って帰ればいいです。)

経験をいえば、およそ、16kmで(私の通学距離)30%消費されます。

これらが、メリットとデメリットです。

電動自転車は値段がしますが、学生にとってはリターンの大きいものです。

必要なものだと思います。