今回は、30代自由業(男)さんが、2004年頃に沖縄のレンタサイクルで乗ってみたヤマハの電動アシスト自転車NEW PASについてのお話をご紹介してみます。電動アシスト自転車の短所は、本体価格と重量であり、とにかく値段が高すぎるとのことです。また、長所は、坂道が楽に上れることだそうです。

沖縄で電動アシスト自転車をレンタル

現在は30代で、北海道在住です。性別は男で、職業は自由業をしております。2004年に母と一緒に沖縄旅行に行きました。その時に本部町のマハイナウェルネスホテルから今帰仁城まで行って、本部半島を回ってホテルに帰るときに電動アシスト自転車をレンタサイクルで利用しました。型番はヤマハのNEW PASでした。

ちょうどその2004年に発売された新型自転車でした。今帰仁城まで行くには電動アシスト自転車を係員から勧められたので、利用しました。当時から、電動アシスト自転車の名前を聞いていましたので、「一度は使ってみたい」という思いがありましたが、沖縄旅行という形で意外と早くその性能を試す日がやって来ました。

本部町から今帰仁村までは坂道が多く、アップダウンの繰り返しでした。上り坂で電動モードにした所、通常モードではきつかった上り坂をスムーズに登る事が出来ました。まるで後ろから何かに押されているような感覚でした。ペダルを一漕ぎするたびにモーターの力が足に伝わって来て、「坂なのに登っている感覚がしない。何て便利な機能なんだ」と驚いた記憶があります。

当時は、今と比べて電池の維持する時間は短かった記憶があります。そこで、上り坂でのみ電動モードにして、下り坂や平地では通常モードにすることで電気の節約を図りました。実際にやってみたところ何回か切り替えしなくてはならない手間はありましたが、6時間位利用して、電池を60%残した形でホテルに自転車を返却することが出来ました。

電動アシスト自転車はとにかく値段が高い

電動アシスト自転車の力を感じた瞬間でした。その時に利用した感覚が今でも足にしっかりと残っています。自分の家にも自転車がありましたので、捨てる事も出来ないので、今でも電動アシスト自転車を購入していませんが、旅先のレンタサイクルとしてとても性能が良くて、重宝できると確信した瞬間でありました。

その時から電動アシスト自転車について思っている事をお伝えします。まだまだ電動アシスト自転車は高いという印象です。あの後は折り畳み式の電動自転車も出てくるようになりましたが、例えば26インチを例に取ってみます。電動自転車は最低でも5万円台という価格であり、まだまだ手が届かない状態です。通常の自転車は1万円を切る価格で売られている時も多いので、それと比較してもまだまだ値段が高いです。

今年の5月に京都に旅行に行った時もレンタサイクルを頼もうと思ったのですが、電動自転車が通常の自転車の2倍近い値段がしましたので、諦めて通常の自転車をレンタルしたこともあります。当時から、まだまだ値段が高くて手が出ないという印象は変わっていません。何とかならないものかという気持ちです。

他にも電動自転車はバッテリーがある関係で、通常の自転車よりも1.5倍位は重かった記憶があります。当時から、この辺は変わっていない印象を持ちました。両方とも企業努力で何とかならないものかなという気持ちを持っています。初めて電動アシスト自転車を使った時の感触や記憶が今でも鮮明に残っているからこそ思うのです。

電動アシスト自転車の短所は本体価格と重量

この価格と重量の問題をクリアしないと、消費者からは「便利だけど、ちょっとね」という敬遠をされると思います。自分もその一人だからです。以上、電動アシスト自転車を使った長所と短所を述べてみました。長所は坂道では、とても楽に登る事が出来る点、短所は本体価格とその重量です。

北海道在住なので、坂道が多い小樽市とか函館市、知床では間違いなく貴重な存在だと思います。しかし、この短所の解決を図ることで消費者の目を向けさせることができるのです。2004年当時から思っておりました電動アシスト自転車に対する評価をここに述べさせていただきました。これが商品開発のきっかけになることを願っております。