今回は、30代会社員(女)さんが、バスの乗り換えが面倒なのと徒歩では時間がかかりすぎるので購入したパナソニックの電動アシスト自転車A-Girl’sについてのお話をご紹介してみます。ストレートハンドルにこだわって電動アシスト自転車を購入する際、パナソニックのJETTER、ヤマハの折り畳み自転車、なども検討したそうです。電動アシスト自転車は快適すぎて手放せないそうです。
バスの乗り換えが面倒なのと徒歩では時間がかかりすぎるので電動アシスト自転車購入を検討
私は30代会社員女性です。
東京23区の中でも坂道の多さを誇る地域に住んでおり、電動自転車を以前から検討していました。
6年前に、今勤務している事業所へ異動になり最初はバスで通勤をしていましたが、バスのルートが複雑で、職場の最寄のバス停まで行きません。
バスだけで家の最寄りのバス停から職場の最寄りのバス停まで行くには、バスを二本乗り継ぎしなければならず、かといって自宅に最寄りのバス停から一番職場に近いバス停で降りると15分以上歩かなければいけません。
もう一つ不満だったのは職場の皆との飲み会に、バスの最終便があるのでほとんど参加できなかったということです。
私は自転車が好きで、高校時代も学校の前に「心臓破りの地獄坂」がありましたが、門限ギリギリまで部活をして、その坂を一回も足を地面に着かずに普通の自転車で登り切っていました。
当時も普通の自転車を持ってはいたので、自転車で通勤することにしました。
ところが、やはり坂が多すぎて距離も長く、一気に短距離を駆け上がるのとは違い、仕事で疲れ切った私は帰りに自転車を押して坂を上ることがほとんどでした。そんな時、ちょうど夏のボーナスが入るタイミングで電動アシスト自転車を購入することにしました。
パナソニックの電動アシスト自転車JETTERを買おうとするが在庫なし
元々はPanasonicのJETTER(ジェッター)を買うつもりで近所の自転車屋さんで試乗もさせてもらっていました。
ところが、今日購入しよう!と決めて来店した日に、閉店しており困ってしまいました。
ネットも沢山調べましたが、自転車をネットで購入するのが補償面でも不安があり、結局近所のイオン板橋ショッピングセンター内にある、イオンバイクで購入することにしました。
私は子どもの頃から、何台か自転車を親から買ってもらっていましたが、そのほとんどがストレートハンドル。
一般的なママチャリは、ハンドルのグリップ部分が手前に来ておりU字ハンドルといいますが、ストレートハンドルはスポーツサイクルのように横一文字になっています。
ストレートハンドルとU字ハンドルでは、乗っているときの姿勢が変わります。
一般的なママチャリに採用されているU字ハンドルは、乗車姿勢が横から見ると椅子に深く腰を掛けているように、腰が90度になります。
一方、ストレートハンドルでは、やや前傾になります。
前者は前後に荷物をたくさん入れたり、お子様を乗せるシートを設置する場合もありますので、低重心で安定性に優れていますが、スピードが出しづらいです。
一方、ストレートハンドルは前傾になるため、ペダルを踏みこんだ時にやや斜め後ろに力が入るようになり、漕ぎやすく、また、スピードも出やすくなっています。
私はストレートハンドルに慣れていたため、購入時のポイントは「ストレートハンドル」「予算10万円前後」「できればシルバーかブラック」と決めていました。
ジェッターは、金額面ではややオーバーの15万円でしたが、お店に通い詰めて12万円まで値下げをしてもらえる交渉までしておりました。
カラーもブラックで理想の自転車でしたが、店舗閉店では仕方ありません。
イオンバイクには残念ながらジェッターがありませんでした。
近所のアサヒサイクルや個人のお店もチェックしましたが、理想的なものは出会えませんでした。
そこで、イオンバイク内にある電動アシスト自転車でストレートハンドルのものを見せて頂いたところ、折りたたみ可能なYAMAHAのものか、PanasonicのA-Girl’sという女性誌とコラボしてグッドデザイン賞を受賞したものしかありませんでした。
パナソニックの電動アシスト自転車A-Girl’sを購入
値段的にはどちらも同じくらいだったのですが、折りたたみ自転車は車輪が小さく、結局「PanasonicのA-Girl’s(型番:BE-ENDF63、カラー:ラブリーピンク)を購入しました。
カラーがパッションピンクに近い色で最後の最後までかなり悩みましたが、他の選択肢もなく、購入に至りました。ただ、購入して良かったと思うことが二点ありました。
一点目は、ちょうど夏前の時期で夏の家電売り出しセールをイオンが実施しており、電動アシスト自転車も家電とのことで、13万近かった金額が10万ちょっとまで値下げされるということ。さらに、10万円以上の買い物をされた方に1万円の商品券プレゼントもあり、実質10万円を切って購入できました。
二点目は、イオン全店ではないのですが、イオンに併設されていた自転車屋さんをすべてイオンバイクに変えていく段階で、イオン板橋は最初からイオンバイクが入っており、修理や調整などちょっとしたことでも、きちんとした整備士さんが調整を行ってくれるということです。
さらに、二年間の補償もつき、今は補償が切れていますがパンクだけではなく、変な音がしたりしただけでも見て頂くと、お願いしていない点も含めてしっかりと点検・整備を行ってくれます。
高い買い物だけに、やはりメンテナンスをしっかりと行ってくれるというのは重要だと思いました。
賢い乗り方と注意点
電動アシスト自転車に初めて乗る方は、ほとんどの方が感じることだとは思いますが、Panasonicは特にペダルを踏みこむ力を検知するセンサーに優れ、強く踏み込むとその分アシストが強く効くようになっています。
最初の一漕ぎでぐん!っと進んでしまうので、きちんと乗車してから踏み込むことが重要です。また、スピードがかなり出るので、今までの自転車でしみついた、歩行者等との感覚が全く変わってしまいます。
避けられると思っていても、気づいたらかなり進んでいますので、注意が必要です。
電動アシスト機能は2008年以降、新基準ができました。
時速10km未満の時、人力:アシスト=1:1だったのが、新基準では1:2に変更。
私の購入した自転車もこの基準が採用されています。
つまり、坂道などを上がるときは、ギアを一番低くして、アシストをマックスにすると快適に上がれるということです。
私は先述の通り坂道の多い地域に住んでいますので、坂を上るときはこの方法で行っていますが、普段はギアを最高の3にして、エコモードで走っています。
最後にバッテリーについてですが、バッテリーはリチウム電池が採用されています。
これは、空っぽになってから一杯になるまで充電というやり方を繰り返すと、消耗が早いです。
かといって、充電が必要ではないのに頻繁に充電をするのも消耗を早めます。
バッテリー代だけで金額の半分ほどを占めてしまう電動アシスト自転車。
私は30%以下になってから一杯まで充電をするという方法で、今でも電池は普通にもっています。
自転車とはいえ電化製品。
メンテナンスをきちんとして、これからも快適に自転車生活を送りたいと思います。