今回は、30代後半専業主婦さんが、普通の自転車で子供を乗せて走行するのが重すぎて購入したパナソニックの電動アシスト自転車ギュット・ミニ・DXについてのお話をご紹介してみます。とにかく非電動自転車は、子供二人を乗せて走行するのはほぼ無理なくらい重かったとのことです。電動自転車にしてからは、坂道も逆風もへっちゃらで自転車を運転できるようになったそうです。
普通の自転車だと子供を乗せて走行するのは重い
30代後半、出産を機に退職し、専業主婦になりました。
もともと、体力には自信のあった私。出産を経ても、その自信は揺らぎませんでした。
住んでいた場所が関東の平地(坂がほぼない!)だったこともあり、子どもが1歳になるときに購入したのは非電動自転車。ただし、こだわって有名メーカーの子供載せ専用の車種を購入し、子どもを前載せして半径1キロメートルくらいなら軽く移動していました。
それが負担になってきたのは、二人目の妊娠時からです。
二人目も早めに欲しいね、と話していたものの、そこまで意識していなかったのにまさかの妊娠。上の子が1歳2か月の時でした。
万が一のことを考え、妊娠初期は自転車の運転は控えました。
つわりも終わり、安定期に差し掛かった頃、さあまた今まで通り上の子とお出かけを、と再び自転車にまたがってみたところこれが重い!おなかも大きくなってきていますし、上の子も更に成長して体重が増えています。
そこに、上の子の念のためのお着替えや水筒の入ったリュックを背負って・・・総重量は相当なものだったはずです。
ひとまず自転車は諦め、妊娠期間はずっと徒歩とベビーカーで過ごしていました。
普通の自転車では子供二人乗せはほぼ無理
そして、二人目が産まれた頃、非電動の自転車に乗るのはほぼ無理になりました。
上の子は1歳10か月、すでにイヤイヤ期の傾向が出てきています。下の子をベビーカーに乗せておでかけしても、道端で大号泣しお出かけの目的を果たせないこともしばしば。
ネットスーパーを利用したり夫に頼んだりといろいろ手は打ってきました。大きなお出かけは車で大丈夫です。
しかし、徒歩15分程度の郵便局に行くであるとか、駐車場の無い駅前に用事があるとかになるとお手上げです。
下の子がおんぶできるようになってから上の子を後ろに乗せてまた自転車を運転してみましたが、一段と成長した上の子と大きく産まれた下の子、下の子のミルクのための水筒など、重さには一段と拍車がかかっています。
漕いでも漕いでも進みません。坂道は、本当にちょっとしたものでも降りて押さなければいけません。押すのだって一苦労。横倒しにならないように気を付けなければいけないし、風の強い日はお出かけをあきらめる始末。
もう、自分の体力の問題ではありませんでした。計算したところ、自分の体重も含め重量は100キロ以上になっていたはずです。
そこで購入したのがpanasonicのギュット・ミニ・DXです。
電動アシスト自転車は坂道も逆風もへっちゃら
子どもとの三人乗りをするためには元から前チャイルドシートが付いているタイプの方が安定感があると考え、付いていないタイプは選考外へ。またこのモデルは適応身長が高く、夫と共有の予定があったので候補に上がりました。
結果としては大満足です。三人乗りが基本のため、アシストの設定は常にパワーモード。バッテリーの持ちは悪いのでしょうが、100キロ以上のウエイトを軽々と進ませてくれます。坂道も逆風もへっちゃら。自転車での移動が苦にならなくなりました。
ただし、そうは言っても気を付けなければならない部分もたくさんあります。
電動アシスト自転車で気を付けなければならない部分
まず、アシスト力が強いので、漕ぎだしの際に自転車を前へ持っていかれるような感覚があります。まるで原付のようです。そのため、上の子を後ろに乗せた後、重いですが一回しっかりと自分の足で自転車を支えてから発進させることを心がけています。
また前チャイルドシートには、子どもを早くて10か月からしか乗せられないのが盲点でした。それまでは暑い日も雨の日もいつでもおんぶ。これは時間経過を待つしかありませんので仕方なかったのですが、電動アシスト自転車を買えばすぐ楽になると考えていたので手痛い思い違いとなりました。
あと、まだ前チャイルドシートが使えない時期でもレインカバーは必須だと思います。三人乗せ自転車のチャイルドシートはしっかりとクッションのついたものが多いですが、ちゃんとしている分雨での劣化が激しいです。下の子が乗せられるようになる前からレインカバーはいつでも付けておきました。
我が家にとって、電動アシスト自転車はなくてはならないものになりました。特に三人乗りをする場合非電動の自転車では疲労面において、行ける範囲が劇的に狭まると思います。強力なアシストのため危ないと感じることも多いですが、こと三人乗りであれば電動アシスト自転車を選択することのメリットは計り知れないと思います。