今回は、10代学生さんが、坂道が多い通学路で使用するために購入したパナソニックの電動アシスト自転車ビビスタイルについてのお話をご紹介してみます。電動アシスト自転車で坂を上るのはとても楽であること、モード切替と充電について、乗り方、アシスト機能、デメリットなどの感想が参考になるかもしれません。ブレーキを使わないと壊れにくくなるという話が出てきますが、危険を感じたら即座に使うべきです。安全運転の方が自転車の疲労や摩耗よりは重要です。

電動アシスト自転車で坂を上るのは楽

私は10代、学生。住んでいる地域は石川県です。私が持っている電動アシスト自転車はパナソニックのビビスタイル、色はマットブルーグレーです。電動アシスト自転車を購入した理由は、通学時に利用したかったからです。大学まで行く際に、坂道が続き、脚力に自信がなかったので購入しました。大学一年生のうちは、上級生にしか駐車場の利用が認められず、車に乗ることができません。

そのため、学生のほとんどは、自転車で通学し、電動アシスト自転車を持っている学生も少なくありません。

電動アシスト自転車と普通の自転車で坂道を登るときの楽さはまったく違います。軽くペダルを踏んだだけで、機械の音がして勝手に進んでいくので、坂道ということすら忘れてしまいます。普通の自転車では降りて登っていかなければならないような急な坂も、電動アシスト自転車では降りる必要がありません。自転車に乗るときに通る道が坂道かどうかということはまったく気にならなくなりました。

モード切替と充電

私の自転車には強い順にパワーモード、オートマチックモード、エコモードの3種類の機能があります。私は主に坂道ではパワーモード、普通の道ではオートマチックモード、ゆっくり走りたいときにはエコモードにしています。下り坂を通る際には電動アシストを利用しないで自転車に乗っています。自転車のハンドルの左側のグリップの近くに電動アシストのモードを切り替えるモニターがあります。

そこで、充電がどのくらい残っているかを確かめることができます。充電の残量の表示の仕方にはパーセント表示と時間表示があります。そのため自分が乗る時間から逆算してあと何回乗れるのかなどを計算することができます。バッテリーを長持ちさせるためにはエコモードで走る必要があります。しかし、仮に充電がなくなったとしても、充電の仕方はとても簡単です。

私の自転車には付属のバッテリー充電器があり、一晩その充電器の上にバッテリーをのせておくだけで、次の日の朝には満タンの状態で乗ることができます。

乗り方

乗り方で気をつける点は、最初の踏み込みです。電動アシスト自転車に乗ったことのない多くの人は、最初にペダルを踏んだとき、急にスピードが出るので驚くと思います。そのため、周りに何もない場所、進みすぎてもけがをする可能性のない安全な場所から乗り始める必要があります。慣れてくると、最初に踏み込んだときにどれくらい進むのかがわかっているので、怖くなくなります。

注意すべきことは急にスピードが出たからといって、ブレーキをかけないということです。本当に危ない場合は、ブレーキをかけてもかまわないとは思います。しかし、電動アシスト機能が働いているときにブレーキをかけると機械に負荷がかかってしまい、壊れる原因となってしまいます。緊急の時でない限りは極力ブレーキをかけない方が良いです。

アシスト機能

電動アシスト機能について私が勘違いしていたことがあります。それはいつアシストしてくれるのかということです。電動アシスト自転車は自転車をこがなくても勝手に進んでいくわけではありません。また、自転車をこいだとしても、常にアシストしてくれるわけではありません。坂や進みにくい道、ペダルにある程度の力が加わるような場所でしかアシストしてくれません。

そのため、そんなに怖いといった気持ちを抱く必要はありません。進みづらいとか、疲れてきたといった時に自転車のスピードをあげてくれる、そのような機械です。

デメリット

電動アシスト自転車のデメリットは、その重さにあります。バッテリー自体がとても重く、自転車をこぐのではなく、自転車を運ぶ際には通常の自転車よりも大変です。しかし、バッテリーは自転車の鍵があれば外すことができるので、普通の自転車として利用することもできます。また、私の購入した自転車店の店員の方から、電動アシスト自転車は重いという理由から盗難に遭う可能性は低いとも伺いました。

電動アシスト自転車はその値段から購入することを躊躇しがちですが、一度購入して乗ってみると、買って良かったなと思える商品だと思います。