今回は、40代男性会社員さんが、石見銀山のレンタサイクル屋にて、初めてパナソニックの電動アシスト自転車ビビで坂道を上った体験談をご紹介してみます。走り始めや坂道では、電動自転車のアシスト力のおかげで疲れず軽やかに観光を楽しめたそうです。また、発進時や下り坂では、スピードが出過ぎると少し危ないのではないか?と感じたそうです。最近は、電動自転車の事故を耳にする機会も多々ありますので、発進時や下り坂は特に注意が必要だと思います。
石見銀山のレンタサイクル屋で電動アシスト自転車を借りる
40代、男性、会社員です。住んでいるところは北陸ですが電動アシスト自転車は他県の観光地で乗りました。乗車した電動アシスト自転車のメーカーはパナソニックで車種ばビビです。
先日、友人達とドライブで島根県にある世界遺産の石見銀山に行きました。石見銀山は近くまでは車で容易に行けるのですが、大駐車場からはバスに乗って近くに行くことになります。いわゆるパークアンドライドというやつで、遺産保護の為に近くに大きな駐車場を作ることが出来ないのでそのようになっているそうです。
さらにバス停で近くまで行った後は長い上り坂を登って、当時の銀山の坑道まで行くことになります。道は舗装されているのですが狭くきつい登りが続きます。距離は2キロ弱、徒歩で40分程度かかります。そこでバス停の側にあるのが電動アシスト自転車を貸し出してくれるレンタサイクル屋さんというわけなのです。
普通の自転車はよく乗るのですが、正直行って電動アシスト自転車は今回が初乗車でした。
レンタサイクル屋で説明を受ける
最初にレンタサイクル屋のスタッフから説明を受けます。説明の内容はエコとオートマティックとパワーモードがあるという事、基本はオートマティックモードを利用してもらいたいという事、下りはスピードが出すぎるので電動アシスト機能はオフにしておいてもらいたい、スピードの出過ぎでカーブを曲がりきれなくなる事がある、というものでした。
ちなみにそのレンタサイクル屋さんには普通の自転車もあるそうですが、坂がきついので電動アシストをお勧めして、ほとんどの方がそっちの方を借りて行っているそうです。
坂道での電動自転車の乗り心地
説明を聞いた後、電動アシスト自転車にまたがりペダルを踏み込みました。レンタサイクル屋を出るとすぐに坂道が始まります。自分の踏み込みに合わせてペダルも回るような感覚で普通の自転車で平地を走る以上の軽やかさで坂道を登って行きました。出だしや坂道のところではアシストしてくれて、巡航する感じになったりスピードがある一定の速度になるとアシスト機能が止まるという感じです。
普通の自転車なら坂道の途中で止まって再度動くときにはかなり力を込めて踏み込まなければならないのですが、電動アシスト自転車では全くそう言った苦労は必要ありませんでした。最近、高価にも関わらず電動アシスト自転車の需要が伸びているという事が実感できました。
電動アシスト自転車は出だしの加速は軽やかで伸びるのですが、あくまでも自転車なので、それほどスピードが出過ぎるということはなかったように思います。ただし、やはりレンタサイクル屋のスタッフの方が言っていたように下りで使うのはちょっと危ないかなという気がしました。
また、出足でも一漕ぎ目から思ったよりもスピードも出ますし、トルクも感じるので街中で人の多い歩道では気をつける必要があるなということは感じました。そんな感じで電動アシスト自転車を利用して、石見銀山観光は軽やかに済ますことが出来ました。
電動自転車は利便性が高く実用性がある
レンタサイクル屋に帰って、経営者の人と話をしてみると、大体100台程度レンタサイクルを持っていてそのうちの半分以上が電動アシストだということ、バッテリーはフル充電にしておくと大体二日は十分に持つということ、ただバッテリーが半分を切った状態で貸し出すとお客さんが不安がるので、早めに充電を行っているということを言っていました。
僕が石見銀山に行った時期は4月の肌寒い時期で汗などは全くかくことはなかったですが、おそらく初夏ぐらいに普通の自転車で登って行ったら汗だらけになっていたと思います。
おそらく街中でも電動アシスト自転車と普通の自転車とでは疲労度も汗のかきかたも雲泥の差が出ると思います。また原付バイクと違って歩道も走ることもできますし、ヘルメットもかぶる必要もないことから大変利便性が高く実用性があるなと感じました。