今回は、丘陵地帯にお住まいの30代後半専業主婦さんが、地元の自転車屋で購入したヤマハの電動アシスト自転車パスについてのお話をご紹介してみます。電動アシスト自転車は、車体が重くバランスがとりにくいので、サドルの位置を一番低く設定し、足が地面にべったり付けられるようにすることで乗る時の安全を確保しているとのことです。車体が低い自転車は、安全に子供を乗せるのに良いという意見も多々ありますのでやってみると良いかもしれません。
電動自転車購入理由
私は30代後半(アラフォーと言った方が良い)の専業主婦です。主人の実家近くということであまり土地勘のない関西に在住しています。周辺は平地と聞いていたのですが微妙なアップダウンがあるいわゆる丘陵地帯に住んでいます。今はYAMAHAのPASに乗っています。今の自転車は2台目です。
もともと運転免許は持っていましたが町中ということとペーパードライバーということもあり、車は使わず自転車が生活の足でした。出産を機に初めて電動自転車を購入しました。
最初は主人からは高額であることから「もったいない、自分の足でこげばいい」と言われたのですが、徒歩では持てる荷物に限界がある上、子供を連れてとなるととてもノーマルの自転車では重くてこげないということから無理を言って買ってもらいました。
購入店舗は地元の自転車屋
購入したのはいわゆる地元の自転車屋さんです。ネット購入も考えなくはなかったのですが、初めて購入する際にやはり何台か乗り比べて決めたかったというのが決め手でした。それにネット購入も自転車屋さんもそれほど価格に差がありませんでした。最新式の自転車でもそれほど変わらなかったし、少し型落ちしたり、カラー限定で良ければむしろ安い機種もあったかと思います。
それにパンクなどの日々のメンテナンスのことを考えると地元で買っておく方が気持ちよく対応してくれたり、購入店なら無料メンテナンス、というサービスもあったことから結局、地元のお店で購入することにしました。現在2台目ですが、2台目も同じお店で購入しました。当面、乗り換えはありませんが3台目の時も同じお店で買うと思います。
電動自転車の良さ
電動自転車の最も良いと感じている点はとにかく力がいらない点でしょう。これによって今まで非電動の自転車だとしんどくて行けなかった遠くのスーパーにも買い物に行くのが苦にならなくなりました。
やがて子供が生まれて大きくなると幼稚園の送り迎えなどにも使えるし、何より車と違って機動力があることから便利さを感じました。現在3人のママですが、3人乗りにしようと思うと電動自転車以外の選択肢はなかったと思います。
電動自転車に乗る時の注意
一方で電動自転車にして一番気にしているのが、車体そのものの重さです。経験数は少ないですが、途中でバッテリー切れが発生すると、普通の自転車にモーター、電池の重さも加わり、しかも電動になれている弱足ではとても対応できません。それに、3人乗りもそうですが、車体自体の重さもあり運転時には車体のバランスに特に注意が必要と思います。
そもそも前かごに荷物か子供が乗っている状態ですからハンドルが重い上に、車体も重いので一度バランスを崩すとかなりヒヤッとします。その為、笑われようがサドルの位置は一番低くしていつでも足が完全にどっしりつけるようにしています。また重いということで低速だと余計にバランスが取りにくいですが、高速走行するわけにもいかない、このあたりが一番運転中の苦労になろうかと思います。
また、車体が重いということから、ブレーキについては効きにくいと言えます。重い荷物・子供を乗せているときは長い下り坂は怖いのでなるべく通らないようにしているくらいです。
電動自転車のバッテリーについて
メンテナンス、という点においてはいわゆる普通の自転車と同じパーツについては耐用年数も同じと思いますし、特に気になったことはありませんが、電動自転車ゆえの弱点というのでしょうか、バッテリーについては必ず何年か経つと弱ってきます。人によって、使い方によって変動するとは思いますが3年程度で交換しました。
また、このバッテリーが思っているより高く普通の安い自転車が変えるような値段なのでちょっと出費的には想定外でした。バッテリーの劣化・価格がより向上したらもっと嬉しいし、シェアも広がっていくと思います。
ただ、やはり車に乗らない子育てママにとっては強い味方であり、相棒であるのには間違いありません。行動範囲も広がるのはもちろんですが、バス代、車代からみればはるかに安い金額で持つこともできます。将来的にはもう少し安いと嬉しいですが、年間の維持費を考えると微々たるモノだと思います。次に乗りかえる自転車も間違いなく電動自転車です。