今回は、30代後半男性さんが、坂を便利に移動するために購入したヤマハの電動アシスト自転車PASミナについてのお話をご紹介してみます。ロードレーサーとヤマハの電動アシスト自転車PASミナで坂を上った感想、バッテリー消耗対策として必要がなければアシスト機能をオフにする等の情報が参考になると思います。電動アシスト自転車のアシスト力は現状、人力1に対して最大でアシスト力は2です。本文に3倍ぐらい手助けしてもらっているという記載がありますが、あくまで感想・感覚的なもので、実際はそこまでアシスト力はありません。

ヤマハの電動アシスト自転車PASミナ購入理由

どちらかと言うと自転車に乗り慣れている30代後半の男性です。基本的にいつも営業で歩いているつもりなのですが、自転車(ママチャリ)を漕ぐ動きと歩きはやっぱり違うなと感じておりました。また兵庫県の都会に住んでいましたが、福岡の田舎に引っ越して毎日坂を車で通勤する様になりました。

今まで使っていたロードレーサーで移動する事自体もきつくなってきて、ロードレーサーは運動の為と割り切らないといけない状況になってしまいました。そんな時に手に入れたのが、ヤマハのPAS Mina PA26。少し高額な買い物だなと思いましたが、いつもの日常が少しでも楽になるのであればと思って購入しました。

原付も考えましたが、保険の事やガソリンを入れたりする手間を考えると電動アシスト自転車の方が私の生活にはあっているのかなと思いました。住んでいるところもガソリンスタンドまで車で30分は移動しないといけない事に加えて、充電するための電気であれば一般家庭でもある事に加えて、少しの距離を移動するにも自動車、原付のようなバイクを使用するぐらいであれば、電動アシスト自転車に乗る方が効率が良くなると思った事も購入の動機です。

ヤマハの電動アシスト自転車PASミナで坂を上った感想

通常の自転車やロードレーサーで坂道を登ろうとした場合に必要になってくるのは、気合いと体重移動。もちろん脚力がとても必要になってきます。常に前のめりになって、スピードが出ていなければ全く前にも進みません。むしろ漕いでいなければ後ろに戻ってしまいます。電動アシスト自転車の面白いところは、坂道においてアシスト機能を入れると、後ろに戻りにくい状況になる事です。

常に前に進もうとアシスト機能が作動している点と、自分の足で漕ぐ事よりも3倍ぐらい手助けをしてもらっている感じになります。特に前に進もうとした際にペダルが自動的に前に回ろうとしているのを、私の足を使って手助けしてあげているのかなと勘違いする程どんどんと前に進んでいきます。

基本的に背中に重たいものを背負っていたり、重たい荷物を積んでいても足にかかる負荷に違いはそこまで出てきません。負荷が出てくるかなと思う点に関しては自転車自体が重たくなって、タイヤが潰れる事によって前に進みにくく感じてしまう点だと思います。

常にのんびりとスピードを出す事なくゆっくり進んだ方が疲れを感じにくいと思いますし、距離を早く進みたいと言う場合には少し向いていないかもしれませんが、着実に目的地に力を加えずにたどり着く方法であれば、最高だと思います。

バッテリー消耗対策

基本的にゆっくりと、急がずに進んでいけば、バッテリー自体も長持ちしやすいです。アシスト機能をつけた状態で必死に平坦な道を漕いでも自転車の進む速さは上がりますが、バッテリーの消耗も早くなります。逆に下り坂の際には絶対にアシストモードを切らないと勿体無いと思います。

下り坂で漕ぐ必要がないのであれば、自分の体重によって、自転車を加速させる事が可能です。下り坂でアシスト機能をつけて無駄にペダルを回転させると電気の無駄遣いをしているだけとなり、ただただバッテリーの消耗が起こってしまいます。少しだけ自転車に対しても優しくしようと考えながら移動すると自転車も喜ぶし、何より自転車に乗る自分自身の体力の向上にもなる事を考えたらどうかと思います。

いくら電動アシスト自転車であっても、それに乗る本人の体力があれば、電動アシスト自転車の使い勝手も絶対に向上します。あまりに電動アシスト自転車に頼りすぎて生活をすると、普通のアシスト機能のない自転車に乗ったり、歩いたりする場合に結構苦痛を感じると思います。

あくまでもいつもの自転車にアシスト機能が付いているのだと言う認識を忘れなければ、電動アシスト自転車は最高の乗り物だと思います。