今回は、平地で若干坂道がある地域にお住まいの会社員さんが、なだらかな坂道対策のために購入したブリヂストンの電動アシスト自転車アンジェリーノeについてご紹介してみます。電動アシスト自転車選びは乗る人の体格に合ったものがベストだそうです。確かにタイヤサイズの選択は、自分の体格にあったものを選ぶのが良さそうです。また、アシスト力はメーカー毎で、大差ないという意見もありますので、デザインや色など自分の好みで選ぶのも良いかもしれないです。保育園の送迎も夫婦でらくらくになり、電動アシスト自転車を買って良かったとのことです。
アシストなしの自転車から電動自転車に乗り換え
京都と大阪の間のベッドタウンに住んでいたときに子どもを授かり、子育てを始めました。27歳のときです。生後1か月まではタクシーで産婦人科まで通っていたのですが、だんだんと不便を感じてきたため、車の購入を考えました。しかし、住んでいたアパートの管理会社からしばらくは駐車場の空きがでないことを知らされ、近くに利用できる月極駐車場がなかったため、車の購入を諦めました。
住んでいたアパートは、会社と通う予定の保育園の真ん中あたりでした。アパートから保育園までは自転車で往復10分ほど。アパートから職場までは、なだらかな坂道を越えると5分ほどで到着する距離でした。出産前までの主な移動手段は、自転車です。もともと頻繁に外出する家族ではなく、近くの公園やスーパーには夫婦ともに自転車で行き、遠くの移動には自転車+電車を利用していました。
私が住んでいた地域は、主に平地なのですがなだらかな坂道があり、これまで使っていたアシストなしの自転車での移動は難しいと考え、電動アシスト自転車を購入することに決めました。電動アシスト自転車が原付と同じくらいの値段だと知ったとき、とっても驚いたのを覚えています(笑)。
夫婦兼用を想定してブリヂストンのアンジェリーノeを購入決定
最初は、タイヤの大きさが前後どちらとも22インチのものを探していました。タイヤが小さい自転車は、なんだかおしゃれで可愛く魅力的に見えたのです。夫にそのことを相談すると、「男でも乗りやすい大きめのタイヤがいい」と「可愛すぎるのは乗りづらい」と言われました。夫が乗ることは想定していなかったのですが、送り迎えや買い物を手伝ってくれると言ってくれたのが嬉しく、夫の意見も尊重することにしました。
夫の身長は180㎝、私は165㎝ほどなので、まあまあ身長高めの夫婦です。タイヤが小さいものは、重心は安定するのですが、背の高い人は「がに股」になって漕ぎづらくバランスが取りにくくなります。そこで、背の高い夫でも安定して漕ぐことのできる「前22インチ後ろ26インチ」のタイヤサイズに決めました。
機種は、男の人が乗っても違和感のない、ブリヂストンのアンジェリーノeに決定。色は私の好きなカーキ色にしました。購入するまでに、実際に近くの自転車屋さんに相談に行き、試乗させてもらいました。外側のデザインや値段は違っても、中身が一緒(OEM)の自転車も多いので、一度は自転車屋さんで相談されることをおすすめします!
電動アシスト自転車選びは乗る人の体格に合ったものがベスト
試乗させてもらったときに、まずびっくりしたのは漕ぎ始めの「勢い」です。アシストなしの自転車だと漕ぎ始めはある程度、体重をかけないと進みませんが、アシストがついていると、ちょっと漕いだだけ(触っただけ)で一気に進みます。最初は慣れなくてびっくり。子どもを乗せ始めたときは「大丈夫かな…?こけないかな…?」と不安になるくらいです。慣れてくると、本当に楽なんですけどね。
これがあるから平坦な道も、坂道も、漕ぎ始めもとっても楽ちん。きっとアシスト自転車以外乗れなくなってしまいます!!次にびっくりしたのが、車体の重さです。電動アシスト付き自転車は20㎏を超えるほどの重さで、バランスを崩してよろけそうになると車体ごと横に倒れてしまいます。私は体格も良く、筋肉もそれなりにあるのでちょっとのことでは倒れませんが、体が小さいお母さんにはタイヤも小さくて重心の低い自転車をおすすめします。悩むくらい色々な機種が出ていますので、乗る方に合ったものをぜひ選んでください。
購入後は通勤・保育園送迎に毎日使っていますが、バッテリーの充電は1週間に1回で十分です。バッテリーの寿命は、バッテリーの充電回数が多いほど短くなりやすいので、ギリギリまでバッテリーが減ったところで充電すると長持ちしますよと自転車屋さんに教えてもらい、それを実行しています。
数々の子育て商品を買いましたが、電動アシスト自転車はとてもいい仕事をしてくれます。高い商品ですが、本当に子育てが楽になります。子どもを乗せている前かごが重みで倒れないようなロックがついていたりと、安全対策もばっちりです。買ってよかったなーといつも思っています!!