今回は、大阪府にお住まいの40代男性自営業さんが、坂道が多いところに引っ越した際に購入したヤマハの電動アシスト自転車パスバビーについてのお話をご紹介してみます。電動自転車で漕ぎ始め時|坂道を上る時の秘訣、電動自転車が重いことに対する注意点、などのお話が大変参考になる情報だと思います。
坂の多い地域では電動自転車が絶対必要
私は40代男性です。職業は自営業です。大阪府吹田市の丘陵地に住んでいます。3歳の息子と妻で現在住んでいる場所に引っ越した際に、ヤマハ(YAMAHA)の電動アシスト自転車パスバビー(PAS Babby)を妻用に購入しました。
引っ越し前は大阪市淀川区(平地)に住んでいました。日々の買い物や駅までの移動で自転車(電動ではない)を使用する生活をしており、家族で自転車に乗って出かけることが多い生活をしていました。引っ越した土地は平地から丘陵地の坂の途中にあり、どこにいくのも長い坂がありました。また、家の前の坂道を通るママさん達はほぼ100%の確率で電動自転車に乗っているという地域です。そのため、妻は「この土地で住むには絶対電動自転車が必要!」と強く要望があったので、電動自転車を購入することになりました。
地域性のためか近くの自転車屋には電動自転車の種類が多く展示してあり、実際に試乗して決めました。各メーカーの電動自転車を乗り比べましたが、各メーカー違いがあまり感じられず、結局妻の気に入ったデザインのものを購入しました。
初めて電動自転車に乗ったときは電動自転車の挙動が気持ち悪かったですが、すぐに慣れることができました。電動自転車は本当に楽で買ってよかったと感じています。
電動自転車で漕ぎ始め時|坂道を上る時の秘訣
電動アシスト自転車で恩恵をうけるのは、「1.漕ぎはじめ時」と「2.坂道を上る時」の2点です。この時のコツと注意点があります。
1.漕ぎ始めの時
こぎ始め時はアシスト量が多い為、普通の自転車に比べると急に飛び出すような感じになります。そのため、普通の自転車の感覚のように、しっかり踏み込むと予想以上に飛び出してしまい。一気にスピードが上がります。そのため、前方を注意しないと前の人・自転車をひいてしまうかもしれないので注意が必要です。漕ぎ始めはゆっくりと漕ぎだすのが良いです。ゆっくりと意識しても、十分なスタートが切れると思います。
2.坂道を上る時
坂道を上る時の注意点は、ある程度のスピードとペダルの漕ぎをすることがコツだと思います。一般的には、坂道を上るときは変速ギアのある自転車の場合、ギアを軽いものにし、漕ぐ力を軽くしますが、電動アシスト自転車の場合は、反対にギアを一番重いものにしたほうが、結果的に楽に登れると思います。
そして、ペダルもしっかり漕ぐ必要があります。ゆっくりと漕ぐとアシスト力が落ちてしまうため、スピードが落ちて余計に登らなくなるからです。慣れてくるとわかる感覚ですが、その自転車のアシスト力が最大になるペダル負荷というものがあるので、ペダルに一定の負荷がかかり続ける状態を続けるのが、最も楽に坂を上るポイントだと思います。他の電動自転車を乗っている人を見ても、しっかりペダルを踏みこんで上っている人が多いので、他メーカーの電動自転車でも同様なのでは?と感じています。
また、アシスト量の調整モードが3つありますが、常に「強」を使っています。自転車自体の重さがあるため、その他のモードでは重たく感じてしまうためです。平地部を走行するときも「強」をお勧めします。
電動自転車が重いことに対する注意点
電動自転車のデメリットは、前述したとおり「重たい」ことです。
「重たい」ことにより、通常の自転車に比べて注意することがあります。
1.信号待ちなどで停車時に、足場がわるい場所だった場合、足を地面につくときにバランスを崩しやすい。
2.人通りが多い場所で、スピードが出せず、地面に足を着けながら走行する場合にバランスを崩してしまう事です。少し漕いだ時に意図せずスピードが出すぎて怖い思いをします。
3.「バッテリー切れ」を起こすと、平地部での走行が重たくてしんどい。特に坂道はしんどい。自転車を降りて押す場合でも、本当にしんどい。「バッテリー切れ」を起こすと本当に地獄。
4.スーパーや駅前などの駐輪場に預けるとき、小回りが利きにくく苦労する。特に立体になっている所に固定する場合。
しかしながら、これらのデメリットは、止まっている時やゆっくりしたスピードで乗車している時だけです。通常の走行や坂道を上る時には電動アシスト自転車はメリットだけで、デメリットは全くないです。本当に楽です。