今回は、北海道在住40代在宅ワーカーさんが、パナソニックの電動アシスト自転車ビビ・YX26型で、坂上り中にバッテリーが切れかかった体験談をご紹介してみます。電動アシスト自転車で坂を上る楽しさ、坂を上る時のコツ、など大変参考になる情報があると思います。電動アシスト自転車で坂を上る時は、「バッテリーの残量はちゃんと確認しよう。」とのことです。

パナソニックの電動アシスト自転車ビビ・YX26型で坂を上るのは楽しい

私は、北海道に住む40代の在宅ワーカーです。私が購入したのは、パナソニックから発売されている電動アシスト自転車ビビ・YX26型8Ah「BE-3ELF63T3」です。最初はあまり購入しようとは思っていなかったのですが、近くのホームセンターで試乗したらあまりにも乗り心地が良いので購入する事にしました。

私が住んでいるのは田舎だったので、とにかく移動距離が長く坂道も多いのです。坂道を登る時というと、普通の自転車ならかなり労力がいるんですよね。よく立って乗っていた事を思い出します。ですが、電動自転車にしてからというもの、軽く漕ぐだけで、どんどん登れるんです。こんなに楽しい事はありませんでした。

パナソニックの電動アシスト自転車ビビ・YX26型で坂を上る時のコツ

それで、乗り始めた直後は楽しくて、わざと長い坂道を探しては乗りに行ったのです。しかし、一番最初は乗りかたのコツが分からず、普通の自転車のような姿勢で乗っていました。どちらかというと前傾姿勢になっていたのです。普通の自転車ならこれでかなり登れるのですが、電動自転車は軽く漕ぐだけで登れる分、バランスを崩してしまったりと失敗が続きました。

電動自転車はペダルに軽く足を乗せるだけでも充分進むので、出来るだけ平地で乗る時のような姿勢を心掛けました。ですが、私はどこかで勘違いをしていたんです。電動自転車は確かに便利で快適ですが、やはり自転車なので、万能という訳ではないのです。それなのに私は、とにかく坂道を登るのが楽しくて、少し長めの距離を上がる事にしました。

低速にした方が坂道は良いと、ご近所さんの電動自転車の先輩である若いママさんからのアドバイスを聞いていたので、低速にしていざスタートしました。最初は快適だったんです。楽に坂道は登れるし、空気は気持ち良いし、かなり上機嫌でした。ですが、登っても登っても頂上にはつかず、私はある心配が浮かんできました。

坂上り中に電動アシスト自転車のバッテリー切れは致命的!?

充電は充分だっただろうかという事です。自分の予定ではもう少し早く登れていると思っていたので、バッテリーの残量をちゃんと確かめなかったのです。見ると、もうほとんどありません。マズイと反射的に思いました。以前、家の近くでバッテリーが切れてしまって、かなり大変な思いをしたんです。

こんな坂道の途中で止まってしまったら、どうしようと思いました。ですが、引き返すにも距離がありすぎて、ここからでは、途中で止まる事が分かっています。その時に、ふとある事を思い出したんです。このまま坂道を登っていけば、確か小さなお店があったはず。私はそこまでバッテリーが持ってくれるように祈りながらなんとか坂道を登りきりました。

どうしてこんな日に限ってスマホを置いてくるんだろうとブツブツ言いながら、私はなんとかギリギリ頂上に着きました。バッテリーが持つまでに着かなければと思い、かなり無理をしました。でも、あまり漕ぎすぎるとスピードが加速すると思い、加減をしながら登らなくてはならず、かなり難易度がありました。

そして、頂上にある小さな店の前から公衆電話で母親にSOSを出して、近所の親しい人に車で迎えに来てもらいました。かなり恥ずかしい事でしたが仕方がありません。軽トラに電動自転車を乗せての帰り道、私は自分のふくらはぎがバンバンに腫れている事に気が付きました。スピードをコントロールしようとして変に力が入ったせいなのか、ふくらはぎに無理がかかったみたいです。

帰宅した後、もちろん母親からはこっぴどく叱られました。この事を教訓にして、電動自転車というのは、決して万能ではないのだという事が分かりました。いくら坂道をスイスイ登れると言っても、限界があるという事なんですよね。それに、バッテリーの残量をしっかりと確認するという事も、かなり大切だという事を知りました。