今回は、30代主婦さんが、坂の多い地域に引っ越し後に購入したブリヂストンの電動アシスト自転車アンジェリーノの思い出についてのお話をご紹介してみます。電動アシスト自転車生活で良かった点、困った点、バッテリーに関する意見、など参考になる情報があるのではないでしょうか?

坂の多い地域に引っ越し後ブリヂストンの電動アシスト自転車アンジェリーノを購入

現在生産終了してしまった、ブリヂストンの電動アシスト自転車アンジェリーノ。私はこの電動アシスト自転車に大変お世話になりました。私は30代の平凡な主婦です。9年前に夫の転勤に伴い、関東平野にある街から、中部地方の非常に坂の多い街に引っ越してきました。当時3歳の幼稚園児と0歳の子を育てており、関東での子どもとの移動手段はもっぱら子ども乗せ自転車でした。

坂の多い街に引っ越し初日、幼稚園へ送るため子供を自転車に乗せ出動したところ、数分後には自転車で出発したことを後悔しました。なにせ坂が多く、ペダルが重いこと極まりないのです。6月の蒸し暑い時期でしたので、汗はだくだくと流れ息は切れ、大変な目にあいました。その後すぐ、日々の子どもとの生活のため、子ども乗せ電動アシスト自転車を購入することを決意しました。

引っ越してすぐで、街のこともまだ詳しく分からなかったので、ひとまずネット検索し、一番自宅に近かった個人経営の自転車店に赴きました。丁寧に電動自転車のことを教えてくださり、個人経営の小さな店ということもあり、なんとなくそこで買わなくてはいけないような気持ちになり、ブリヂストンの子ども乗せ電動アシスト自転車アンジェリーノを購入しました。その自転車店には、長きにわたりタイヤ交換等メンテナンスでお世話になりました。

電動アシスト自転車生活で良かった点・困った点

それからの電動アシスト自転車生活は、快適そのものでした。どんなに急こう配の坂でも、まったくペダルが重くなく立ち乗りもせずに坂道を登り切れました。たくさんの買い物の荷物を前かごに、後ろに子供を乗せ走っても、すいすいと進みます。公園・買い物・幼稚園の送迎、子どもとどこへ行くのにも大活躍しました。

ただ、少し困ったのが、駐輪の時です。とにかく車体が大きく重さがあります。なおかつ、前かごも子乗せ使用、後部にもチャイルドシートがついていたので幅もかなりあります。狭い駐輪場では自転車の間に駐輪するのに、持ち上げたり押したり、結構な重労働ではありました。電動アシスト自転車ももう少し車体の軽量化コンパクト化ができないかとは思いました。

もう一つ、面倒くさがりな私からすると、毎度バッテリーを車体から外し、家にある充電器にセットして充電するのは少し手間でした。子どもと出かけようと思い自転車の鍵を開けたところで、「あっ、バッテリーを持ってくるの忘れた…」ということが多々ありました。その度に子供とともにマンション2階の我が家に取りに行くのは、本当に面倒くさかったです。

電動アシスト自転車のバッテリーに関する意見

自転車を走行させてる間にバッテリーを充電できるパナソニック(ビビチャージ・A)のようなアシスト自転車もありますので、そのような自転車にすればよかったかな…と少し後悔しました。ただ、そういった自転車は値段が驚くほど高かったので、購入は無理でしたが。そういった困った点も少しありましたが、アンジェリーノでの電動アシスト自転車生活は非常に快適でした。

しかし、購入から6年もすると、バッテリーの持ちが悪くなり、出かけた先でバッテリーが切れてしまい重い自転車を引いて家に帰るというようなことが頻発するようになりました。子供も大きくなり、自分で自転車に乗れるようになりました。子ども乗せ電動アシスト自転車ももう自分だけで乗るには、大きすぎるなと思い、買い替えを検討するようになりました。結局、憧れていたクロスバイクを自分用に購入し、電動アシスト自転車生活は卒業しました。

電動アシスト自転車のバッテリー交換は1万~3万すると目にし、バッテリー交換を諦めましたが、もう少し安かったら電動アシスト自転車を使い続けていたかもしれません。しかし、子育て中には大変便利な自転車であると思います。子供にとっても安全に設計されているし、運転する大人にとっても快適仕様であると思います。アンジェリーノのおかげで、距離や坂を気にせず子供を乗せ色々なところに出かけることができました。