今回は、激坂のてっぺんにお住まいの30代の2児の母さんが、急坂対策として購入したヤマハの電動アシスト自転車パスキッス(PAS Kiss)についてのお話をご紹介してみます。ヤマハの電動アシスト自転車パスキッス(PAS Kiss)の乗り心地、子供二人乗せ急坂登坂の感想、アシスト自転車の利点・欠点、などいろいろと興味深いと思います。

自宅が山の上のために隣町のサイクルベースあさひでヤマハの電動アシスト自転車パスキッス(PAS Kiss)を購入

私は30代の2児の母、主婦です。週3日くらいアルバイトをしています。住んでいるところは関東の海の近くなのですが、近所では有名な急坂の山。二人の子どもの保育園の送迎のためにと購入しました。電動自転車をと考えた理由は、上記に書いたように自宅は急坂な山の上、行きも帰りものぼりくだり両方をこえなければならないこと。

そして当時(2年前)は自家用車を持っていなかったこと、近所に旦那の実家があり車を貸してくれてはいたのですが毎日では迷惑でしたし、職場への通勤に車は使えなかったのです。これらの理由で買おうと決めたのですが、近所に大きな自転車屋さんがありませんでした。ネットでの購入も考えたのですが、やはり自分の目でみたいということ、知識もなくわからないままネットで…というのは不安なこともあったので少し足を延ばし隣町のサイクルベースあさひまで行きました。

ヤマハとパナソニックが展示してあったので試乗させてもらいました。パナソニックの方が漕ぎ初めにアシスト力が強い感じがしたのですが私の好みの色があったということでヤマハのパスキッス(PAS Kiss)にしました。配送はできないとのことだったので仕方なく初めての電動自転車で自宅まで40分かけて帰りました。

ヤマハの電動アシスト自転車パスキッス(PAS Kiss)の乗り心地・子供二人乗せ急坂登坂の感想

まずそこで感じたのはやっぱり平らなところでもアシストが効くのでスムーズに進めることでした!自転車自体は重いのですがそれが安定につながっているのかな?これなら子ども二人乗せてもぐらつかないかなと感じられました。ただ、信号待ちなどで止まった時、前に人や自転車がいないのを確認してから漕ぎ出した方がいいです!最初のアシスト力が強いので前に人がいたら引いてしまいそうです。

そしてその後、子どもを乗せて練習をしてみました。我が家の坂道を登って下って…保育園まで行ってここまで何分かかるのか、そのあしで職場まで何分か。最初の頃は下の子が赤ちゃんだったので上の子だけを乗せて毎日送迎、仕事へ向かいました。荷物も多かったのですがフロントのチャイルドシートに乗せられてこの時はほぼ不便を感じずにいました。

ただ、坂道は少し辛かったです。坂が急だし、長かったみたいです。その半年後くらいから下の子も乗せるようになりました。どちらの子も乗り心地はよかったみたいでいつもルンルンで乗っていました。荷物を乗せる場所がなくなったので私の仕事着などはリュックサックに変更。保育園の通園バッグ二人分はハンドルにかけることになりました。

夏になるとこれにプラス毎日保育園のプールがあったのでプールバッグ×2。週末にはそれに加えシーツ&パジャマ×2。家に着いたら背中の汗が絞れちゃうほどにびっしょり。普段はいていたジーンズは足が鍛えられて太くなったことで徐々にやぶれていきました。ここでやっと思ったのは、かご付きの自転車を選べばよかったということと急坂を子ども二人を乗せてのぼるのは最初はいいけど成長したら厳しいということでした。

ヤマハの電動アシスト自転車パスキッス(PAS Kiss)の利点・欠点

それとバッテリーが異常に早くなくなること、ブレーキの効きが悪くなるのが早いということ・・・。この二つはもうしょうがないとあきらめつつ2日に1回の充電、3~4カ月に1度点検してもらいブレーキパットを交換してもらうことにしました。正直、今はもう車を購入し、出勤の時間も調整してもらい、二人乗せて坂を上ることはなくなりました。(というか坂道を上がれなくなってしまったのです。子どもと荷物で36キロ越えは私の体力の限界でした)ですが、私の通勤で1人で楽々乗っています。

欲をいうならば、もう少しバッテリーが長持ちしてくれたらいいなと思いますが、安定感は抜群でふらつくこともほとんどないし、なによりアシストがついていることが本当に楽で、もう普通の自転車に戻れないと思います。私の住んでいるところには向かなかったかもしれないですが、平地を移動するお母さま方には本当におすすめです。車みたいに渋滞もないですし。個人的には子育て中の方々、検討中の方、本当にスムーズに乗れるので乗ってみてほしいです。