今回は、坂道の多い東京都にお住まいの40代主婦さんが、子供を乗せて登坂するために購入した3人乗り電動アシスト自転車(ブリヂストン・アンジェリーノ)についてのお話をご紹介してみます。電動アシスト自転車の楽天での購入、子供を乗せる時にきおつけること、アシストモードの使い分け方、バッテリー充電方法、自転車のお手入れ方法、などお役立ち情報がたくさんあるのではないでしょうか?
楽天でブリヂストンの電動アシスト自転車アンジェリーノをお得に購入
40代主婦です。坂道の多い東京都在住です。今乗車しているのは、ブリヂストンの電動アシスト自転車アンジェリーノです。電動アシスト自転車を購入しようと思ったのは、入園を控えた子どもの送迎のためです。それまではアシスト機能のない自転車を使用していましたが、2人目が誕生したのと、子どもを乗せて坂道をのぼるのがとてもきつく限界がきたので、3人乗り自転車の購入に踏み切りました。
電動アシスト自転車は楽天市場で購入しました。ネットで購入する前に、ビックカメラの店頭へ自転車を見に行き、実際に乗せてもらいました。なぜ店頭で購入しなかったかというと、楽天と比較すると値段が高かったためです。特価と書かれていたものでも、送料込みにもかかわらず1万円以上の差がありましたので、楽天で購入することに決めました。
丁寧に商品説明してくださった店員さんには申し訳なかったのですが、楽天ポイントも付きますし、結果としてかなりお安く購入でき満足しています。ただし、大きな段ボールに完成品が入って届くので、開梱と片付けが重労働でした。ただ、店頭で実物を見て触れることができたのは良かったです。アンジェリーノにした理由は、サドルが若干柔らかく感じたのと、ブリジストンというメーカーは周りで乗っている人が多く、信頼できるような気がしたからです。
電動アシスト自転車に子供を乗せる時にきおつけること
電動アシスト自転車に子どもを乗せて走るときの注意点を、私の経験からいくつかお話しします。一番気を付けるべき場所は、狭い駐輪場です。ある程度空間に余裕のある駐輪場ならよいのですが、ショッピングセンターや駅前などの駐輪場を出発するときは、自転車を出庫してから子どもを乗せたほうが良い場合が多いです。
なぜなら、子どもが乗った自転車は非常にバランスがとりづらく、重いからです。特に前方に子どもが乗っている時は、ハンドルがとられて大変倒れやすいので注意が必要です。走行中、角を曲がるときはそれほど危なくないのですが、停めた自転車を方向転換するときも気を付けてください。
私は、子どもを乗せたまま無理に自転車の方向を変えようとして、倒してしまったことが2度ほどありました。一度自転車を倒してしまうと、女性の力で重い自転車を立て直すのは困難です。私はその時、近くにいらした男性に力を貸してもらいました。子どもも当然、怖くて痛くて泣き、親子ともにトラウマになりますので、無理に左右に傾けるのは、絶対にやめましょう。
電動アシスト自転車アンジェリーノのアシストモードの使い分け方・バッテリー充電方法
次に、アシストのモードについての経験談です。強モード、ノーマルモード、エコモードの3段階ありますが、強モードにしたことはほとんどありません。一度きつい坂道で強にしてみたことがありましたが、ノーマルとの違いがさほど感じられませんでしたし、無駄にバッテリーを消費したくないので、坂道をのぼるときはノーマルにしています。
平坦な道が続くときはエコモードにしています。エコモードにすると、やはり充電の持ちが長いです。充電がフルの状態では、上り坂であってもエコモードでも何とか漕げます。ちなみに、充電が10%近くになると、上り坂はノーマルモードであってもかなり重くなります。おそらく、少ない電力を温存してくれているからだろうと思いますが、傾斜のある坂道では漕ぐのに相当力が要るだけでなく、充電があっという間に減っていくので、ヒヤヒヤします。
上り坂の途中で充電切れになるのは何としてでも避けたいところです。なぜなら、子どもが乗っていようがいまいが、重い自転車を引いて上るのは至難の業ですから。(自宅まで下り坂しかない場合なら、バッテリーが切れてもなんとか行けます!)帰宅途中で充電が残り少なくなってしまったら、急な上り坂は避け、若干遠回りでも傾斜がゆるやかな坂を通ることをおすすめします。
充電のタイミングですが、なるべく10%になったら充電するようにしています。というのは、以前、自転車屋の店長さんに、「バッテリー残量がまだあるのに充電をするのはやめたほうがよい。長持ちさせたいなら、なるべく0に近くなってから充電したほうが長持ちするよ」と言われたからです。バッテリーも消耗品であるようなので、なるべく長く持たせたいです。
電動アシスト自転車アンジェリーノのお手入れ方法
今の電動アシスト自転車に乗って6年近くなりますが、バッテリーはまだ健在です。ただ、タイヤは2~3年前に、前輪も後輪もチューブごと交換しました。きっかけはパンクですが、タイヤがだいぶすり減って、チューブも劣化しているといわれて付け替えました。数年走っているとすり減るのは仕方ないことのようです。
けれども、タイヤ交換で店員さんにアドバイスされたことは、「月に一度は空気を入れたほうがいい」ということです。空気が抜けてくるとパンクしやすいのだそうです。私はそれを知らずに半年くらい空気を入れていなかったのですが、それからというもの、毎月空気を入れるようにしています(ただし、入れ過ぎもよくないらしいので、適度に)。
また、ちょうど数カ月前にスイッチ部分も交換しました。雨ざらしの駐輪場にいつも停めているからだと思いますが、亀裂が入って、雨水が入り、うまく作動しなくなったからです。電動アシスト自転車は、買ったらそのまま何年も乗り続けられるということはありません。タイヤ交換はいつかはしなくてはなりませんし、スイッチも壊れることもあるわけです。
鍵の差し込み口やスタンドには定期的にオイルを差さないと、動かしにくくなってきます。けれども、メンテナンスをしながら乗り続ける価値は十分あると思います。電動アシスト自転車はとても便利です。特に都会では、乗用車より小回りのきく電動アシスト自転車は、子どものいる私にとってなくてはならない存在です。