今回は、30代会社員さんから、「子供を乗せて電動アシスト自転車で段差を越える時の乗り方のコツ」、「冬に子供を乗せて電動アシスト自転車で走行する場合の防寒対策の重要性」、「電動アシスト自転車を駐輪場に停める場合の注意点」などの情報をいただきました。子供を乗せて電動アシスト自転車で走行する場合にはかなり参考になる情報ではないか?と思われます。

子供を乗せて電動アシスト自転車で段差を越える時は速度を落とすと子供への衝撃が少ない

30代会社員です。関東在住で、ヤマハの電動アシスト自転車パスキッスアン(PAS Kiss un)を購入しました。購入のきっかけは子供の保育園への通園のためです。電動アシスト自転車を運転する際にはちょっとしたコツが必要です。それは、段差が結構ひびくということです。電動アシスト自転車のチャイルドシートにはそれなりにクッションがついていると思いますが、それはバイクや車と同じではありません。

ほんの申し訳程度のレベルです。このクッションで普通にあなたがこぐと、段差を越えるときなどに結構な衝撃が子供にかかることになります。まだ体重の軽い、小さいうちならいいですが、子供が大きくなってくると、その衝撃はかなりのものになると思います。これはシートベルトをちゃんとしていても同様で、段差を越えるときなどにこどもが恨めしそうに振り向いてくるのをみるたびに申し訳ない気分にさせられます。

そこでのコツと言うのは非常にシンプルなのですが、段差ではスピードを落とすようにしてあげてください。特に信号を渡るとき、歩道から車道へ、または車道から歩道へは結構な段差があります。その際はブレーキをかけて進入するようにしてください。通常の自転車だと段差でスピードを落とすと、また走り出すのに結構な力がかかりますが、電動アシスト自転車はそういった時のために作られているので、また快適に走り出すことができます。交差点を渡るときだけではありません。普通の道にもデコボコしたところや、アスファルトでない道にはちょっとしたくぼみもあります。そんなときにガタガタ走らせると子供がかわいそうです。できる限りゆっくりと走らせて子供がシート上で、はねないようにしてください。

冬に子供を乗せて電動アシスト自転車で走行する場合防寒対策が重要

それから、特に冬がそうなのですが、電動アシスト自転車のシートは結構寒くなります。お母さんは自転車を漕いでいるから熱くなるけれど、子供は吹きさらしの中にいるのと同然ですから、しっかりとした防寒対策が必要です。我が家の場合はオプションの風よけを購入しました。雨の日でも使えるので便利です。この風よけは前が見えにくくなるというデメリットがあるので、細い道や交通量の多いところを進む際には特に注意してください。

防寒と言う点では、子供が座るところにひざ掛けをかけたり、もちろん帽子や手袋といった装備も必要でした。それだけしてもやはり風は冷たいらしく、ちょっと走ると子供の目に涙が浮かんできます。関東だからまだしのげるかもしれませんが、冬場に凍結まではしないまでも氷点下になるようなところでは、電動アシスト自転車の利用をちょっと考えてみて、もう少し暖かくなってからにしたほうがいいかもしれません。もしくは、抱っこひもを活用してみるといいと思います。

電動アシスト自転車は使ってみると本当に快適で、もう他の自転車には戻れないと思うのではないでしょうか。オプション品で販売されている荷台用のかごを取り付けたら、子供づれでの買い物も問題なくこなせます。通学・通園時に大きな荷物を運ぶときもアシストの力で問題なくこなせると思います。

電動アシスト自転車を駐輪場に停める場合の注意点

ちょっとネックになるのは駐輪の際です。電動アシスト自転車はそれ自体が大きく、また重量もあるので、コイン式の駐輪場への出し入れがやや不便です。そういったところに出かける際には、できるだけ入り口付近に停めるか、あるいはほかの場所を探すようにしてください。

コイン式駐輪場の奥に停めてしまうと、後から停めてきた人たちの自転車によって、隣の自転車を動かさないと出すことができないという状況に陥りがちです。どうしてもそういったところに停めざるをえないという場合には、できる限り奥の、あまり人が入ってこないところに停めるようにしてください。なおその際、イタズラなどされないように、カギはしっかりとかけるようにしてください。