今回は、40代男性会社員さんが、通勤時の疲労を軽減するために購入したスポーツ用ロードバイクタイプのヤマハの電動アシスト自転車[YPJ-R(ワイピージェイアール)]についてのお話をご紹介してみます。スポーツ用電動アシスト自転車[YPJ-R(ワイピージェイアール)]の乗り心地、メンテナンス性、改善点など興味深いお話がいろいろあります。高速走行時の電動アシスト機能は法律で制限されているので、難しいとは思いますが、スポーツタイプの電動アシスト自転車だと高速走行時のアシストがもっとほしくなるというところでしょうか?
通勤時の疲れ対策として電動アシスト自転車購入を検討
私はサラリーマンの男性です。30代前半からスポーツ自転車に興味を持ち始めました。ツール・ド・フランスなどのロードレースが特に好きで、自分自身でもドロップハンドルのロードレーサーを購入して楽しんでいます。また、会社までの片道20キロ、往復40キロのために通勤用の街乗り用に適した太目のタイヤを履いたシクロクロスも所有しています。
しかし、毎日の通勤では、40代になり、さすがに体力的にも30代より衰えてきたのは隠しきれなくなりました。疲れが残るようになってきました。今後、自転車を趣味として、日常の道具として、年齢を重ねても長く付き合っていくためにも、電動アシスト付き自転車の購入を考える時期に来ているのかと思いました。
週末に自転車仲間とツーリングに行くロードレーサーは、そのまま使うとして、シクロクロスをどうするかを悩みましたが、友人の薦めでシクロクロスレースに趣味として出ることにしたので、そのまま所有することにしました。さて、電動アシスト自転車といっても、存在は知っていましたが、私がよく行くスポーツ車専門のよく行くサイクルショップでは、見たことが無かったので、近くの自転車のアサヒに行ってみました。
昨今の自転車ブームもあってか、店内には結構なお客さんがいました。店員さんを何とか捕まえて、電動アシスト自転車について説明してもらいました。今は、所謂、ママチャリ的な電動アシスト自転車だけでなく、スポーツ志向に振った、電動アシスト自転車もあるという事なので、早速見せてもらいました。
スポーツ用ロードバイクタイプのヤマハの電動アシスト自転車(YPJ-R)の乗り心地・メンテナンス・改善してほしいこと
それが、私の購入したスポーツタイプのヤマハの電動アシスト自転車(YRJ-R)でした。ドロップハンドルでタイヤサイズが700×28cというスポーツ車でも使われるサイズで、私の通勤用のシクロクロスと同じサイズでした。タイヤのサイズは、細くなりすぎるとパンクしやすくなりますので、通勤で使う場合は28cというのは、高速巡行した時も抵抗が少ないので、理想のサイズです。
ドロップハンドルなので、私の所有している、ロードレーサーや、シクロクロスと同じなので、全く違和感なく乗れます。車体重量もスポーツ車よりは重いですが、耐えられないほどではありませんし、何しろ、電動アシストが付いているので楽です。通勤に数か月使った感想ですが、スピードを上げ過ぎると、電動アシストが自動で弱くなるので重く感じることがありますが、坂道では、楽に上ることができます。
私の通勤路はアップダウンが結構多く、シクロクロスで通勤していた時は、息が上がっていましたが、ワイピージェイアール(YRJ-R)にしてからは、会社に着いてからも余裕が出来て、帰宅してからも疲れが半減したように思います。YRJ-Rを通勤に使っていて、安心なのは、普通のスポーツ車と同じように、クイックレリーズで簡単にホイールを取り外せることです。
たとえば、通勤中にタイヤがパンクしてしまった時にも替えのタイヤチューブとポンプ(空気入れ)をカバンの中に入れておけば、自分で修理することが可能です。スポーツ車に乗っている私にとっては、何度となく出先でパンク修理は経験しているので慣れたものです。電動アシスト自転車でも、ママチャリタイプのものだと、クイックレリーズでホイールが外せないタイプが主流なので、自転車店が開いていないような通勤時間に使う時には良いと思いました。
ロードバイクタイプのヤマハの電動アシスト自転車(YRJ-R)には、通勤に使う分には、疲れにくいのでほぼ満足ですが、しいて、苦言を呈するなら、ある程度のスピードが乗ってからの電動アシストが弱くなるのをどうにかして欲しい部分です。スピードが出すぎると危険なのはわかりますが、気持ち良く走っている時に、電動アシストが弱くなると、少し気になります。普通の電動アシスト自転車に比べて車体が軽いので本来のスポーツ車になるだけなのですが、アシストになれてしまうと気になります。それでも、YRJ-Rは通勤車としては、よくできていると思います。