今回は、福岡在住50代自営業さんが、足への負担の軽さと生活圏の移動のために購入したPanasonicの電動アシスト自転車ビビについてのお話をご紹介してみます。Panasonicの電動アシスト自転車ビビの頑丈さ・乗り心地についての感想、定期点検、メンテナンス、などいろいろ役に立つ情報があります。中でも、車体が重い電動アシスト自転車が壊れないように長持ちさせて乗るために、注意されている自転車の乗り方が特に役立つのではないか?と思われます。

車の廃棄に伴い手軽に乗りやすいPanasonicの電動アシスト自転車ビビを試乗して購入

私は福岡に住む50代の自営業を営む男性です。あまり乗らなくなった車を処分し日々の生活圏内は小回りの利く自転車で移動することにしました。選んだのはパナソニックの電動アシスト自転車「ビビ」(BE-1ENTX632V)で、買ったのは2015年8月で自宅からほど近い福岡市博多区吉塚にあるイオンバイク吉塚店でした。

店員さんの対応も良かったです。決め手はそのサイクルショップ裏の駐車場での試乗でした。踏み込んだ時の感覚が普通の自転車とはまるで違う点に驚くと共に最初は恐る恐るだったペダル漕ぎもすぐに慣れ、その脚への負担の少なさに「これだ!」と決めたのでした。

Panasonicの電動アシスト自転車ビビはタフな構造で軽快な乗り心地だが車体は相当重い

アシストモードは3種類ありますが私は常に最もアシスト力の弱いエコモードを選択しています。これで上り坂だろうと向かい風だろうと全く問題なく軽快に走れます。この自転車の優れた点はその楽で快適な乗り心地だけではありません。太く頑丈なフレームが採用されていたりと本体がとても頑丈なのです。

今までに台風時などの風で停めている状態から2度転倒させてしまったことがありますが、前カゴの枠が傷付いた程度で車体そのものはビクともしません、本当に頑丈です。電動アシスト自転車特有の仕様なのでしょうけれどチェーンも一般のものよりも太くしっかりとしていて切れしまうといった場面を想像するのが難しいほどです。

電動アシスト自転車の定期点検・メンテナンス・自転車破損を回避する乗り方のコツ

もちろんタイヤもグレードの高いものが使われていますが、私が買ったモデルのリムは前輪がアルミで後輪がステンレスです。両輪ともステンレスを望む人は注意が必要でしょう。軽快に乗れて丈夫であることに大変満足していますが、残念な点も少しあります。それは前述の通り前輪のリムはアルミで強度的に問題はないとしても汚れやすいのです。後輪のステンレスリムはピカピカのままなのに前輪のリムだけは薄っすらとグレーに煤けたような汚れが目立ってくるのです。布で乾拭きをすればきれいになりますが定期的に行う必要があります。

それと個体差の問題かもしれませんが何故だか前輪のブレーキワイヤーが伸びるのか固定部が緩むのかはっきりしないのですが、ブレーキレバーを深く握らないと効きが悪くなってくるのです。場所がブレーキに関わる部分なので変だと感じたらすぐに対処するようにしています。自分で調整も可能ですが私はサイクルショップへ持ち込んでお願いしています。

他には車体が重いので角のある落下物などに乗り上げてパンクをしないようタイヤの空気圧を示すゲージの付いた空気入れを使用し適正な圧を保っておくようにもしています。また、車道と歩道の境などの段差は意識してスピードを落とすなどでスポークが変形や折れたりなどしないよう注意が必要だと感じています。車体が相当重いので駐輪場で向きを変える場合などはサドル部を持ち上げてターンするのではなく転がして旋回ターンさせるようにしたほうがよいでしょう。他には不満点はありません。

バッテリーは買った時のリチウムイオン充電池の6.6Ahタイプですがエコモードで使用しているせいか意外と長持ちで1回の充電で4〜5日は乗れます。バッテリー残量はバッテリー本体に5段階で表示されるのですが、残り2段目からでもかなり粘ります。私はなるべく劣化させないようにと残り1段目で充電するようにしています。民放テレビの番組で知ったバッテリーを長持ちさせる「急な発進はやめて踏み出しはソフトに」という乗り方も守っていますし、これはとても効果があります。

とはいえ買ってからの年数を考えるとそろそろ買い替えも考えなくてはなりません。価格的にそれほどの差のないもっと高容量のものが欲しいとは思っていますが、数万円はしますので購入金額のうち一定の割り合いでポイントが付与されるショップを選ぶなどして少しでも割安で買えればいいなと思っています。