今回は、中国地方都市部在住30代主婦さんが、車の代わりに購入したパナソニックの子供乗せ電動アシスト自転車ギュットミニについてのお話をご紹介してみます。今後の電動アシスト自転車に期待したい機能は、バッテリーの長寿命化・軽量化、充電時の充電量(時間)のデジタル表示機能だとのことで、将来の電動アシスト自転車開発にそのような案件が盛り込まれることを要望したいです。

自動車の代替移動手段としてパナソニックの三人乗り電動アシスト自転車ギュットミニを購入

30代、主婦、中国地方の比較的都市部に在住しています。二年半前程にパナソニック(Panasonic)のギュットミニ(GyuttoMini)を購入しました。購入した経緯としては、我が家は車を保有していない事と高台に住んでいる為、買い物等の帰りが坂道で大変なので移動手段として購入しました。購入までに各社のカタログを観てかなり悩みましたが、最終的には実際に自転車屋に行き実物を見て購入を決めました。

実際、店舗で購入することで気になる点をすぐに確認することが出来ました。(購入した店舗は「カナガキ」という自転車屋です)こちらの店舗は現金支払いだと10パーセント程値引きをしていただけました。値引きだけではなく、店舗が何店舗かあるので購入後のメンテナンス等でも気軽に足を運べる点が助かっています。防犯登録に関してもその場で手続き出来たので助かりました。

電動アシスト自転車におけるバッテリーの消耗対策・子供を載せる際の注意点

購入から約三年ちかく経っているのですが、電池の減りは少し早くなってきているように感じます。特に冬は電池の減りが早いようです。なるべく省エネで走る為に、下り坂では電源を切って乗ったり、パワーモードで走行するのは坂道だけにするなど工夫しています。工夫はしているものの電池自体の消耗が激しい為充電回数は購入直後に比べるとかなり増えています。今後は電池のみ購入して取り替える事も検討しています。

また子どもを乗せているので、運転には気を使っています。ギュットミニでは子供が15キロまでは前輪側に座らせても大丈夫なようで、最近まで前輪側に座らせていました。安定感があるので坂道や下り坂でもスピードを出しすぎないように注意しながら運転すれば快適に走行出来ています。現在は後輪側に座らせていますが、後輪側になると子どもが少し動くと若干バランスが取りにくく感じる時があり、下り坂では危ないと感じる事もあります。当たり前の事ですが、前輪側も後輪側も必ずベルトをきっちりと締めて、ヘルメットを着用するべきです。

電動アシスト自転車は自動車などに比べると小回りがきくので、子持ちの方にはオススメだと思います。公園などにも行きやすいです。電動アシストということで、普通の自転車よりも楽に運転出来ることもあり、片道6キロ程運転する事もあります。さすがに足は痛くなりますが。

電動アシスト自転車への改善提案・盗難対策など

我が家の場合だけかもしれませんが、高台に住んでいるということで坂が多く、下り坂では電源を切っていても常にブレーキをかけている状態なので、ブレーキがすぐに緩くなり何度もネジを直しています。これは仕方のないことですが、少し困っている事です。

電動自転車は通常の自転車よりも高値な為、購入当初は出先で駐輪するときは二重で鍵をつけたり、マンションの中心では自転車カバーを使い防犯対策のような事もしていました。今では車体も汚れてきているので、そこまではしていないですが鍵の締め忘れにだけはかなり注意しています。

今ある機能でも十分満足していますが、やはり電池自体が劣化してきており、電池単体だけでも安くないのでもう少しバッテリーの寿命を伸ばして欲しいと感じています。他にも電池自体が重いので子どもを連れて、荷物を持って、電池もとなれば少し大変なので今後の開発などで電池が軽くなってくれれば助かります。

また充電の際、一応電池に電池残量の目安が点灯してわかるのですが、細かくあと何パーセントなのか、満タンになるまでに後何分なのかがわからないので、充電器にデジタル表示で残り充電時間などの機能がつけば便利だなと思います。また、付属品が少し高いように感じます。

後輪側に座席を取り付ける際、パナソニックの物と別メーカーの物では値段がかなり違いました。店員さんに聞くと、別メーカーを取り付けても乗車には問題がないということで、我が家はパナソニックではない座席を取り付けました。取り付け後一年たちましたが運転には全く支障がありません。我が家のように自家用車を持っていない家庭や、子どもがいる方には少し高価ですが電動自転車をオススメしたいです。