今回は、東京都にお住まいの30代主婦さんが、お子さんの幼稚園への送迎のために購入した子供乗せ用ヤマハの電動アシスト自転車パスラフィーニについてのお話をご紹介してみます。子供を乗せて、電動アシスト自転車に乗る場合の運転操作時の注意点や電動アシスト自転車を長期間長持ちさせるメンテナンス方法などのお話が凄く役に立つのではないかと思います。

幼稚園送迎のため、実用重視で子供乗せ用ヤマハの電動アシスト自転車パスラフィーニを選択

東京在住の30代主婦です。私が電動付きアシスト自転車を初めて購入するきっかけとなったのは子供の幼稚園合格でした。普段は園のバスで通園することになるのですが、行事や用事で幼稚園へ行くことも多いため購入することを決意しました。購入した時期は2010年、近所にあったイトーヨーカドーの中に合った自転車専門店にてヤマハのPASラフィーニを購入しました。

その当時、最近のようにおしゃれな電動アシスト自転車は少なく、実用性がメインとなったものばかりでした。その中で、前かごが最初から標準仕様となっていてハンドルがあまり湾曲していないもの、補助いすを前ハンドルに固定することが出来るもの、主人が乗りやすいシンプルなデザイン、私の背が155センチであったためスカートでも自転車をまたぎやすいタイプを選んだ結果ヤマハのPASラフィーニになりました。

子供乗せ用ヤマハの電動アシスト自転車パスラフィーニの操作上の注意点

実際に試乗してみると、電動自転車の重さに驚きました。鉄の塊という感じでした。ですが、アシスト機能を使ったときは先ほどの鉄の塊のような重さは全くなく本当に力を入れなくてもスイスイ進むことに感動しました。自転車のこぎ始めは少し注意が必要で、力が入りすぎると急に加速するのでギアを軽めにしておくと良いでしょう。

3段ほどになっており、1のときはペダルは軽くなり急な坂道などでもペダルが重くなりこぐことが出来ないということはほとんどありません。2に関しては、多少のアップダウンがあるときには無理なギアチェンジをせず快適な走行が可能になります。3は長い距離を安定したスピードで走りたいときにはおすすめで、ペダルの重さは一番重たくなる代わりにアシスト力は最大となります。道の状況によってギアを変えることで上手にアシストを使うことができるので、バッテリー残量を無駄に減らさないためにもギアチェンジはこまめに行う事が大切です。

運転になれてくるとギアの入れ方やハンドルの支え方も分かって来るので自転車の運転は問題ありませんでしたが、子供を乗せるときには後部に負荷がかかるので十分に練習をしてから乗ることをおすすめします。子供は急にはしゃいだり、寝てしまったりすることがあります。急に片方に体重がかかってバランスとれなくなり転倒してしまうという事故も少なくありません。無理な進路変更、子供を残したまま自転車から手を放す、路面が凍結や濡れている場合にはスピードを控えるなど、どんなに急いでいても安全を第一に考えた運転を行う事が大切です。

子供乗せ用ヤマハの電動アシスト自転車パスラフィーニの故障・耐久性・長期間愛用する秘訣

PASラフィーニを購入してから6年たちましたが、その間修理でお店にだしたのは2回。点検などでは時々出していましたが、近所に自転車店があったためとても便利でした。気軽に相談にのってくれますし、具合の悪い部分をその場で調整できるものは無料で調整してくれるのです。

1回目は、後輪についている鍵が曲がってしまいロックできなくなったため、2回目はパンクでした。鍵は、車輪ロック中に子供がペダルを回すことがありその積み重ねで変形してしまったのです。交換することもできたのですが、後輪の車輪ロックと充電池の鍵がセットとなっているので、交換時にはそれなりの出費がかかってしまいます。そのため、別途車輪ロックを取り付けたほうが費用面では安かったため新規設置となりました。

また、走行中に急にスピードが出なくなりタイヤを見ると、タイヤの空気がなくなっていたことがありました。特に何かを踏んだ記憶もないと話すと空気を入れるピンを外してその中の虫ゴムを交換し、空気をいれ直すとまた走れるようになりました。6年使用し、駐輪は庇(ひさし)の下で簡易カバーをかけて保管しています。最近ではタイヤが劣化してきているのでそろそろ交換時期だとおもいますが、6年しっかり乗っていて不具合というものはほぼないので丈夫な車種だとおもいます。

ラフィーニのタイヤは細いタイプです。一般的な民間駐輪場では問題ありませんが、太いタイプのタイヤの自転車では幅が合わず自転車破損という事もあるので注意が必要です。また、現在、6年間同じ充電池(バッテリー)を使用していますが、なるべく電池を使い切ってから充電を行うようにしているので充電の減りはそこまで悪くありません。そして、ギアもまめにギアチェンジを行わないとギアが固まってしまう場合もあるので、不具合を少なくするためにも日ごろから走り方や道に合わせた走りができるようにすることをおすすめします。