今回は、40代後半男性会社員さんが、通勤で坂を上る際の汗対策として入手した電動アシスト自転車ヤマハPASナチュラMについてのお話をご紹介してみます。電動アシスト自転車で、坂を上るコツを徐々に理解できてきたお話などが大変参考になるかと思います。

夏の通勤時の汗対策として電動アシスト自転車ヤマハPASナチュラMを入手

40代後半男性会社員です。ヤマハのPASナチュラMに乗っていました。値段も10万円程度と比較的安かったので購入しましたが、重量が20キロ超と電池が無くなったときのことを考えるとちょっと不安でした。

自宅から会社まで約10キロということで、以前はスポーツタイプのアシスト無し自転車に乗っていましたが、途中に急こう配の坂道があり、毎日登っているうちに辛くなってきたのでアシスト自転車の購入を検討しました。夏になると普通の自転車では、会社に着くまでに汗ダクダクになってしまい着替えを持って行ったりして大変な思いをしていました。少しでも汗をかかないためにはアシスト自転車で楽すればいいのかな?と思い思い切って購入しました。

坂道で電動アシスト自転車の力を100%発揮するにはアシスト力の特性理解が重要

坂道も勾配7%程度の道が500メートルほど続いているところが一番キツく、登りきるといつも息が上がってしまうポイントでした。アシスト自転車を購入してからは、そのパワーで苦労もせずにてっぺんまで登ることが出来ていましたが、ある程度のスピードが出るとアシスト力が弱くなるような設計になっているようで、坂の途中で急にパワーが落ちるということが何度かありました。

要は、何も考えず力任せに漕いでいるとかえって疲れると言うことがだんだんわかってきました。最初は座ったままで坂道をこいでいるのですが、スピードが増すにつれアシスト力の配分が低下することで足への負担が増していきますが、座った状態での漕ぎ方では腰への負担が増すことが分かってきたので乗り方を変えました。

アシスト力が弱まるスピード域に達しない程度のゆっくりしたスピードを保つことでアシスト力を100%にすることが出来、これが一番効率がいいということです。これが分かってからは坂道ではスピード全開の走り方を止め、効率のいい走り方にしています。因みに腰への負担も減り楽に通勤することが出来るようになりました。

電動アシスト自転車と通常の自転車を比較した場合の良い点・欠点は何?

普通の自転車と比較して、やはりアシスト自転車の方が体力的には非常に楽です。それに最近のアシストモデルは漕ぎ出し時のパワーの掛かり方もマイルドになり、出だしでふらついたり、信号待ちでペダルに足を掛けた時に急発進して怖い思いをしたりすることは少なくなっています。(まだブレーキを掛けたままにしたほうが無難ですが)

なお、普通の自転車と比較して、一番気になるのは電池切れです。一度帰宅途中で電池が切れたことがあり、その重量の重さもあって、平地でも漕ぐのが大変でした。なお、アシスト自転車ゆえのデメリットとしては、下りで停まれるまでの距離が通常の自転車よりも長いことだと思います。重量は増しているのにブレーキは普通の自転車と変わらないので、普通自動車とトラックの違いの様にも感じます。この特性をよく理解して乗らないと下りだけでは無く、急ブレーキが必要な場面では怖い思いをすることがあるかと思います。