私が昔書いていた記事を再構成した記事です。2009年5月頃の情報です。この頃には、既に、原付バイク(オートバイ、スクータ)の出荷台数を電動アシスト自転車が、上回っていたようです。この2009年頃の私の調査結果によれば、2009年あたりに原付バイク(オートバイ、スクータ)の出荷台数、電動アシスト自転車の出荷台数は共に30万台程度ほどだったようです。
2009年頃電動アシスト自転車の出荷台数は、年々増加し、出荷台数30万台まで増加
電動アシスト自転車は、過去(2009年頃)の統計グラフ上では、出荷台数30万台まで増加していたとのことです。年々右肩上がりで市場が拡大していたようです。過去の私は、排ガス規制がらみで、原付バイク(オートバイ、スクータ)の出荷台数が減少した。そのことによって、代替移動手段としての電動アシスト自転車に注目が集まっているという話の展開をしておりました。一理あるとは、思いました。話の流れとしては、排ガス規制対応で、原付バイク(オートバイ、スクータ)の排ガス規制用の部品が高価で、原付バイク(オートバイ、スクータ)の単価があがり、相対的に電動アシスト自転車のコストパフォーマンスが高いと評価されたという話の展開です。相対的に電動アシスト自転車が、原付バイク(オートバイ、スクータ)と比べて初期費用、メンテナンス費用が安いというのは、「電動アシスト自転車のメリット(利点、有用性)11選!原付バイクと比較して何が良く便利なの?」という記事でも紹介しています。(本記事下最下部の関連記事にリンクがあります。)
私は、原付バイク(オートバイ、スクータ)と比べて、相対的に電動アシスト自転車が人気が高くなってきた背景には、家計の出費が節約志向になってきたというのが、やはり理由として挙げられるのではないか。と考えます。また、過去記事時は、2009年5月頃の情報であり、この頃、経済は不況時代であったと記憶しております。ということで、ご家庭の予算事情は、悪化の一途であり、豊かな家庭が減り、貧乏な家庭が増えたことにより、初期費用、メンテナンス費用の安い電動アシスト自転車の需要と人気が高まったとも考察できます。
2009年頃原付バイク(オートバイ、スクータ)の出荷台数は、年々減少し、出荷台数30万台まで減少
原付バイク(オートバイ、スクータ)の出荷台数は、2009年頃でも年々減少傾向だったようです。現在2017年でも需要はどんどん減少している状態ですね。過去に遡れば、遡るほどに原付バイク(オートバイ、スクータ)は人気がありました。楽で、快適で、さらにはカッコいいなどというイメージも昔の原付バイク(オートバイ、スクータ)にはあったのかもしれません。しかし、やはり昔は、高価な移動手段である原付バイク(オートバイ、スクータ)をご家庭で所有することが可能な程に、みなさん豊かな家庭が多く、経済的に恵まれていた。初期費用、メンテナンスコストの高い便利な移動手段である原付バイク(オートバイ、スクータ)を所有できていた。ということではないでしょうか?
電動アシスト自転車は、ガソリン代がかからず排出ガスが出ずエコな乗り物である。
2009年頃の私の記事では、「電動アシスト自転車は、ガソリン代がかからず排出ガスが出ずエコな乗り物である。」という主張がありました。エコロジーな乗り物であるから、電動アシスト自転車の人気が高いという説はとなえておらず、ガソリン代がかからないというメンテナンス費用が安いという点で、電動アシスト自転車の需要が高いと述べていました。まさに、この説は、その通りだと現在も考えます。
原付バイク(オートバイ、スクータ)の出荷台数減少分よりも電動アシスト自転車需要増分は少ない。
2009年頃の私の記事では、原付バイク(オートバイ、スクータ)の出荷台数減少分が60万台あり、電動アシスト自転車需要増分は20万台であったということが読み取れました。(説明が回りくどく下手でしたが。)確かに、原付バイク(オートバイ、スクータ)の代替として、電動アシスト自転車が使われているのであれば、出荷台数減少分と出荷台数増加分が同じぐらいになるはずです。原付バイク(オートバイ、スクータ)出荷台数減少分は、電動アシスト自転車出荷台数増加分の3倍あります。このことは、ご家庭の節約志向が、すごく高かったことを表しているのだと考えられます。すなわち、原付バイク(オートバイ、スクータ)を購入しなくなった後、電動アシスト自転車を代替の移動手段とするのではなく、もっと節約できる普通の自転車もしくは徒歩などに切り替えたということを表していた。と思います。現在2017年では、好景気なので、さらに電動アシスト自転車の需要及び、出荷台数は増加傾向にあるようですが、2009年頃のような不景気時になれば、移動手段をより安い普通の自転車もしくは徒歩に切り替え、電動アシスト自転車の需要増が止まる可能性も考えらえれます。
原付バイク(オートバイ、スクータ)の出荷台数を電動アシスト自転車が上回る!(2009年頃)のまとめ
1.2009年頃は、不景気ということもあり、原付バイク(オートバイ、スクータ)の代替移動手段として、電動アシスト自転車が注目されていたと推測。
2.原付バイク(オートバイ、スクータ)は、裕福な家庭が多かった時には、需要が多かったので、今後裕福な家庭が増加するような事態があれば、需要が回復するかもしれない。
3.電動アシスト自転車の需要・人気が高いのは、「排出ガスが出ずエコロジーな乗り物であるということではなく、ガソリン代がかからずメンテナンス費用が安価である。」ためであると推測する。
4.不景気時になれば、移動手段をより安い普通の自転車もしくは徒歩に切り替え、電動アシスト自転車の需要増が止まる可能性もあると推測する。